「全英への道は近い位置にあると思う」。そう話すのは、4バーディ・3ボギーの「71」で回ってスコアを伸ばし、首位と6打差・7位タイで最終日を迎える久常涼だ。
この2人も全英出場が近い位置に
昨年は下部のABEMAツアーで年間3勝を挙げ、規定により9月からのレギュラーツアー出場権をつかんだ。そして出場した7試合すべてで予選通過し、そのまま初シードを獲得。今季はシード選手としてプロ3年目を戦っている。
久常は、かねてから海外志向の持ち主。高額賞金で注目を集めた2月のアジアンツアー「PIFサウジインターナショナル」で今季をスタートさせた。
風の攻略がカギとなる今大会。だが久常は“ある経験”が生きていると話す。「サウジインターナショナルがもっとタフなコンディションだった。
海外でプレーして、実力をつける。そんな久常にとっては、全英オープン出場はもちろんひとつの目標であり、その出場権を手に入れる絶好のチャンスを迎えている。「トップとは離れてしまったけど、上位4人は」と見据え、果敢に攻めていく。
■~全英への道~ミズノオープン 3日目の成績
■~全英への道~ミズノオープン 最終日の組み合わせ&スタート時間
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