テリー伊藤が10月3日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。生前親交のあった三遊亭円楽さん、アントニオ猪木さんを追悼した。
左落語を披露する三遊亭円楽=2020年7月25日、東京都千代田区 写真提供:産経新聞社 / 右記者会見に臨むアントニオ猪木議員=2017年9月11日、東京・羽田空港 写真提供:産経新聞社
生前、三遊亭円楽さんのことを「楽ちゃん」と呼ぶなど、親交が深かったというテリー。「まだまだ見たかった。もったいない」と悼んだ。テリーは「楽ちゃんの面白さは“悪態”をつくところ。少し価値観が違うかもしれないけど、立川談志さんみたいになって欲しかった」と、 「笑点」の初代司会者で、 「天才」「破天荒」「異端児」など数々の異名を持つ立川談志のような落語家になることを期待していたと語った。
そして「笑点を卒業して、一匹狼の落語家になってほしかった」とも明かし「笑点って落語家のあがりみたいな感じがするでしょ?でも風来坊のような人もいていい。優しい落語家もいれば、談志さんのような、風に吹かれているような落語家もいる。そんな姿を僕は楽ちゃんに望んでいたんですよ」と寂しげに語った。
また、アントニオ猪木さんとも、生前親交があったテリー。猪木さんについて「スポーツジムも一緒で、仲はよかったですよ」と回想した。そして格闘技界では伝説となった「猪木―モハメド・アリ戦」を挙げ、「ああいう試合を組めるというのは、やっぱり猪木さんはすごい。アイデアマンですよね」と、その手腕を絶賛した。
また「ずっとプロレス界を見ていて、格闘家っていうのは人がいい」と言及。続けて「ただ人がよくなかったのは力道山、大仁田厚、アントニオ猪木」と三人の名前を挙げ「彼らは本当に策士ですよ」とテリー流に賞賛した。
また、プロレスラーからコメントが相次いでいることに関して「猪木さんが亡くなって、プロレスラーの皆さんのコメントがみんな良いことを言っていて、本当に(プロレスラーの皆さんの)人柄がいいんです。逆に彼らは、自分にない猪木さんへの憧れがあったのではないか」と分析し、この話題を締めくくった。
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