第65回春季北海道高校野球大会(5月25日開幕、札幌モエレ沼公園)の組み合わせ抽選会が20日、札幌市内で行われた。初優勝を目指すクラークの最速142キロ右腕・佐々木俊介(3年)は、空知地区代表決定戦の滝川西戦(11○0=8回コールド=)で8回参考ながらノーヒットノーランを達成。

地元札幌でも快投を誓った。

 今季2試合12イニング無失点中の右腕が、全道の強敵に挑む。初戦は25日の開幕試合・釧路湖陵戦。佐々木は「大会最初の試合で観客も多いと思う。無駄に意識せず、いつも通りプレーしたい。戦ったことのない相手なので、慎重に試合に入っていきたい」と腕をまくった。

 中学までは外野手だったが、高校入学後から投手も始めた。二刀流だったが、2年春を最後に外野手に専念。全道大会出場を逃した昨秋は、背番号「8」でリードオフマンを務めた。遠投103メートルの強肩を生かすためにオフから投手の練習量を増やし、130キロ中盤だった球速は最速142キロまでアップ。落ちる変化球を増やしたことで投球の幅も広がり、今春背番号「1」を手にした。

 今季初戦の岩見沢農戦で2年春以来の公式戦マウンドに上がり、先発で4回2安打無失点と好投。

快勝発進に貢献すると、圧巻だったのは昨秋敗れた滝川西戦だ。1回を3者連続三振に仕留めると、序盤3回を完全投球。4回に2四球を与えたが、5回以降は4イニング連続で3者凡退に抑え、無安打無失点11奪三振でリベンジを果たした。

 札幌出身。夏は南北に分かれるため、高校在学中に地元で公式戦を戦うのは今大会が最後になる。177センチ、74キロの17歳は「いろんな人が見てくれると思う。期待に応える活躍をしたい。(次は9回投げてノーヒットノーランを狙う?)狙います」。全道初開催のモエレ沼“初代王者”を目指し、開幕試合で白星をつかむ。

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