勤務地周辺の家賃相場や現在の収入を考慮し、生活の安定と将来の貯蓄を優先して実家暮らしを選択する若手社会人も少なくありません。

All About ニュース編集部は、2026年3月25日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。
毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、神奈川県横浜市港北区在住・26歳女性のエピソードを紹介します。

■回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:26歳女性
職業:会社員
在住:神奈川県横浜市港北区
家族構成:親2人、子供1人(自分)
世帯年収:父1000万円、自分300万円
実家の間取り:一軒家3LDK

■毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:4万円
交際費:4万円
毎月のお小遣い:5万円
毎月の貯金額:1万円
貯金総額:100万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、34歳以下の女性の1カ月の平均消費支出は21万4719円です。そのうち、住居費の平均は5万711円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた16万4008円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出るかどうかについては「30歳」と話しました。

■「将来のための貯蓄を優先」
実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「会社から家賃手当が支給されず、現在の収入も十分とは言えないため、勤務地周辺の家賃相場を考えると一人暮らしは経済的に難しい状況です」と回答。

さらに「無理に一人暮らしをして生活が不安定になるのを避けるため、生活費を抑えながら将来のための貯蓄を優先し、現在は実家で生活しています」と話してくれました。

■「お金の使い方について細かく指摘される」
実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「実家から会社までの距離が遠く、通勤に時間と体力を要する点が負担になっています」といいます。

「また、家族と生活を共にしているため、意見の違いから衝突することもあり、その都度気を遣ったり関係の調整が必要になったりする点に大変さを感じています」と、物理的な移動の疲れだけでなく、家族との距離感に神経を使う日常を話してくれました。

お金に関する悩みでは「実家で生活している中で、親がお金に対して非常にシビアなため、自分のお金の使い方について細かく指摘されることがあります。自分なりに考えて使っていても干渉されることが多く、自由に使いづらいと感じる場面があり、その点にストレスや悩みを感じています」と続けてくれました。

遠距離通勤や親からの金銭的な干渉にストレスを感じつつも、着実な貯蓄を優先。
30歳という目標に向け、葛藤を抱えながらも自立の準備を進めている状況です。

※回答者のコメントは原文ママです
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