山口県萩市に位置し、幕末維新の志士を数多く輩出した歴史の街・萩。この街に湧く「萩温泉郷」は、2004年に「はぎ温泉」が掘削されたことをきっかけに、市内に点在していた自家源泉を持つ宿が集まり、2005年に誕生した比較的新しい温泉郷です。


萩温泉郷の最大の特徴は、宿泊施設によって異なる多彩な泉質を楽しめることにあります。「はぎ温泉」や「萩本陣温泉」などの塩化物泉は、保温効果が高く湯冷めしにくいと言われています。「千春楽泉」のような硫黄泉や、美肌の湯として知られるアルカリ性単純温泉など、まさに温泉のデパートのようなラインアップです。

日本海を一望できるパノラマ露天風呂や、城下町の情緒を感じる落ち着いた内湯など、宿ごとに趣向を凝らした湯船がそろっています。歴史散策の疲れを、それぞれの個性が光る名湯でゆっくりと解きほぐす時間は、萩旅行の醍醐味(だいごみ)といえるでしょう。

■「萩温泉郷」周辺には何がある?
温泉街の周辺は歴史スポットの宝庫です。毛利輝元が築いた「萩城跡(指月公園)」や、江戸時代の町割りがそのまま残る「萩城下町」は、散策するだけでタイムスリップしたような気分に浸れます。また、吉田松陰ゆかりの「松下村塾」や「松陰神社」など、世界遺産に登録された貴重な史跡も見逃せません。

グルメの楽しみも尽きません。日本海に面した萩は、全国屈指の港町でもあります。冬の味覚の王様「ふく(ふぐ)」をはじめ、甘鯛、アワビ、そして地元で「瀬付きあじ」と呼ばれる脂の乗ったアジなど、新鮮な海鮮料理は絶品です。

体験アクティビティとしては、萩焼の陶芸体験や、着物での城下町散策などが人気です。
また、少し足を延ばせば日本海を望む「笠山展望台」からの絶景も楽しめます。歴史、美食、伝統工芸、そして温泉。そのすべてが凝縮された萩温泉郷は、訪れるたびに新しい発見がある魅力的なエリアです。

■「隠れ里的な雰囲気が味わえる」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。

「泉質の異なる温泉が楽しめて、海も眺められる温泉地もあり行ってみたいです」(50代女性/広島県)」

「隠れ里的な雰囲気が味わえる」(30代男性/大阪府)」

「温泉だけでなく城下町の散策をしながら楽しみたいです」(50代女性/島根県)」

この記事の執筆者: All About ニュース編集部
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