友達付き合いとは違い、“「気が合うから仲よくなる」というわけではない相手”の場合、どのような人間関係を築けばいいのでしょうか。
■新たな人間関係で心がけること1:無理に仲よくする必要はない
職場の上司・部下、ママ友などは、仕事、または子どもの学校生活において、「支障が出ないようにするために関係を築く」ことが多いので、関係性は浅くてもいいのです。
気が合う人とは、仲よくしようとしなくても、自然と気が合って距離が縮まっているもの。そういう相手でなければ、無理に距離を縮めようとしなくてもいいので、「誠実さ」をもちながら接するようにするといいでしょう。
この「誠実さ」は、「無理しない程度に、相手の要望には応える」程度で十分。それくらいでいた方が、相手も気が楽なことも多いでしょう。
逆に、「無理しないで関わること」に対して文句を言うような相手の場合は、むしろ距離を保った方がいいのです。
そういう人は、相手を自分の思い通りにコントロールしようとする傾向があるので、関わるほど関係が悪化する恐れがあります。「愛想よく笑顔を見せながら、少しずつ距離を空けていく」方がいいことは多いでしょう。
■新たな人間関係で心がけること2:相手が望んでいる距離感を見極める
職場や子どもの学校関連の付き合いの場合は、相手は「気が合うから友達になりたい」と思って親睦を深めようとしているわけではないことも多いです。
だから、「相手がどれくらいの距離感を望んでいるのか」は、相手の言動、表情を観察して、見極めることが大切です。
また、「LINEの返信の速さ」「話す深さ」などは、相手のペースに合わせた方がいい関係が築きやすくなります。
逆に、そんなに気が合うわけではないのに、グイグイと距離を縮めようとする人に対しては、LINEの返事を遅らせるなどしながら、距離を保つ必要があります。
はじめは相手のペースに合わせられても、ずっと合わせ続けることは難しく、結果として仲が悪くなってしまうこともあります。関係が悪化する前に「忙しくてすぐにお返事できないことも多くてすみません」と言いながら、距離を保っておいた方が無難でしょう。
つまり、“気が合うわけではないけど、関係を築いておいた方がいい相手”に対しては、「仲よくなること」を目指すよりも、「仲が悪くならずに、付き合っていく方法」をとっていった方がいいのです。
相手に「どこまで話すか」「どこまで関わるか」「どこからNOと言うか」の境界線を、自分の中で決めておくといいでしょう。
■新たな人間関係で心がけること3:「相手を理解すること」を大切にする
「無理に仲よくしなくてもいい」とはいっても、相手に対して全く無関心でい続けるのは失礼です。
「相手を理解する」という意味で、興味を持って質問をすることも大切です。「趣味は何か」「お休みの日は何をしていることが多いのか」くらいは知っておくと、話のネタに困らなくなってくることも。
ただし、節度を持ち、根掘り葉掘り聞かないことも大切。相手の表情などを観察し、どこまで聞いてもいいのかを探りながら聞いた方がいいでしょう。
■新たな人間関係で心がけること4:「分かり合える」ことを期待しない
人それぞれ、いろいろな価値観、人生観を持っています。友達になるほど親しい間柄の人とは、ある程度、価値観が似ていた方がいいですが、職場の上司・部下、ママ友に関しては、「違っていて当たり前」「分からなくてもOK」という気持ちで接した方がいいでしょう。
「相手は相手、私は私」というスタンスをもっておくことは大切です。
人との関係にはさまざまなパターンがあり、中でも「自然に育っていく関係」と「浅いままでいい関係」があります。
「浅いままでいい関係」は、無理に深める必要はありません。「仲が悪くならなければいい」くらいのスタンスで、程よい距離でうまく付き合っていくのがベストです。
それでも、その中から自然に距離が縮まり、心地よく関われるご縁が生まれることもあります。だから、はじめから白黒つけずに、1つひとつのご縁を大切にしてみてはいかがでしょうか。









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