「地縛少年花子くん」緒方恵美、鬼頭明里らが“浴衣”で登壇！先行上映＆第2期新情報など盛りだくさん♪イベントレポ (2024年9月11日)

『地縛少年花子くん』が、2024年7月28日にアニメイトシアターにて、メインキャスト6名が出演する「『地縛少年花子くん』かもめ学園夏祭り」を開催した。花子くん・つかさ役の緒方恵美、八尋寧々役の鬼頭明里、源光役の千葉翔也、蒼井茜役の土岐隼一、ミツバ役の小林大紀、日向夏彦役の水島大宙が、集まったファンに生アフレコやバラエティーコーナー、ショートアニメ続編の先行上映、アニメ新情報を届けた。昼の部はまず、つかさ、ミツバ、夏彦によるカゲナレが流れ、ユニークな掛け合いで客席のファンを楽しませたあと、MCの緒方が登場した。ファンの前にキャストが登壇するのは、TVアニメ第1期の先行上映会ぶり。MCを務める緒方がキャスト陣を呼び込むと、年代問わず駆けつけた多くのファンから盛大な拍手が寄せられる。登壇したキャスト陣は、浴衣や甚平という夏祭りにピッタリの涼し気な衣装だ。一同、企画盛りだくさんのお祭りのような一日にしていくと気合い十分な様子を覗かせる。イベントは生アフレコのコーナーから始まった。事前にファンから募集した、ショートアニメ『放課後少年花子くん』のシーンに声を吹き込んでいく。今回は、好奇心旺盛なつかさに注目の「花火」のシーン（2日目『ミツバの友達大作戦』）、葵のために究極のこっくりさんを目指して茜が暴走する「ギザ10」のシーン（2日目『こっくりさん』）、風邪を引いた花子くんが寧々の足と間違える「消化器すりすり」のシーン（3日目『怪異風邪』）、寧々モンスターの叫びがインパクト抜群の「おんぶ」のシーン（4日目『かもめモンスター保育園』）が続けて披露された。4つの場面に再び声を吹き込んだキャスト陣は、収録当時を振り返っていく。土岐いわく、『放課後少年花子くん』の収録は『地縛少年花子くん』以上にキャストが積極的にアドリブを仕掛けたそうだ。キャストの中でも、特にアドリブを入れていたと暴露された水島は、リアクションの機微をスタッフとすり合わせ、原作、アニメの雰囲気を崩さないバランスでアドリブを入れていたと熱弁。そのこだわりぶりで観客を驚かせた。また、「かもめモンスター保育園」のアフレコにおいて、安済知佳（七峰桜役）と水島は別録りだったそうだが、一緒にアフレコブースにいた千葉は少しでも水島が掛け合いをできるようにと、その場限りで桜の声を当てていたとのこと。この話に最初は恥ずかしそうな様子の水島だったが、最後は「かわいいから許した」と改めて感謝を伝えていた。続いては、鬼頭、千葉、土岐、小林、水島が「夏と言えば」というお題の回答を一致させるゲームに挑戦した。お題を受けた一同が短い時間で話し合い、フリップに一人一文字ずつ記入して一致した答えを導き出すことに挑んだ。正解数に応じて「ばくだん焼本舗」とのコラボグッズ、キャスト6人のサイン色紙が観客にプレゼントされるだけに、5人はプレッシャーを感じている様子を見せる。「ボケはなしで！」と互いに目を見合わせると、真剣な表情で緒方からのお題の発表を待った。1問目は「夏の食べものといえば？」。5人の回答を一致すべく、鬼頭が真っ先に「冷たいやつ！」「夏といえば！」と切り出すが、直接的な言葉が言えないためもどかしいやりとりが客席の笑いを誘う。結果、ほぼ全員が「かきごおり」にたどり着いたが、ひとりだけ読み違えてしまったのは土岐だった。答えをガリガリ食感の某アイスと勘違いしたため、揃った回答は「かき“が”おり」となってしまう。しかし、「かきがおり」は口にすると「かきごおり」に聞こえなくもない（？）ことから、土岐が強引に発音を変えてなんとか正解を掴み取る。2問目の「夏の虫といえば？」も難問だけにそれぞれのイメージが噛み合わない様子で、思わず緒方は「仲が悪いのか？（笑）」とツッコミを入れる。しかし、その状況をひと足早く察した小林は「角があるやつ！」と、キャスト陣のイメージをひとつに集中させるナイスアシスト。おかげで、なんとか意見がまとまり、無事「かぶとむし」と答えて2問目もクリアした。5人はこれで感覚を掴んだのか、「夏のイベントといえば？」に「なつまつり」、「夏の必須アイテムといえば？」に「せんぷうき」、「夏の風物詩といえば？」に「ぼんおどり」と回答を一致させ、見事に5個すべてのプレゼントをゲットする。その場でキャストによる抽選が行われ、当選した観客にそれぞれのプレゼントが渡された。キャストによるトーク＆バラエティ企画で会場が温まったところで、いよいよお待ちかねの『放課後少年花子くん』続編である5日目(第５話)と6日目(第６話)の国内最速上映が行われた。数々のエピソードの中でも、6日目の映像では客席から歓声も上がる。上映後のトークでは、裏で映像を見ていたキャスト陣も新エピソードについて大盛り上がりとなった。スタッフ陣のこだわりが存分に詰まった『放課後少年花子くん』続編4話は、2024年10月7日からTBSにて毎週月曜深夜に放送されるので楽しみに待とう。企画盛りだくさんの「夏祭り」では、告知コーナーもボリュームたっぷりでおくられた。「ばくだん焼本舗」とのコラボ情報をはじめ、全国もっけグリーティングツアーの追加情報、原作最新22巻の情報に続いて、最後はアニメプロジェクトに関する大発表もあった。まずは『放課後少年花子くん』続編4話のPVが初公開。続けて、緒方の「心してご覧ください」の声で、TVアニメ『地縛少年花子くん』第2期の特報PVがスクリーンに映し出される。「待ってました」と言わんばかりの拍手が会場に寄せられ、さらには映像終盤にアニメで初登場となる「時計守」が登場したことで、大きな歓声が起こった。そんなTVアニメ第2期の『地縛少年花子くん２』は、2025年1月からTBS系全国28局ネットにて毎週日曜16時30分より放送される。放送がより待ち遠しくなったところで、キャスト陣からイベントを締めくくるコメントがおくられる。水島はキャスト陣が出演する貴重な機会だったとイベントを振り返り、ファンの反応を直で味わえたことにも大満足な様子で「エネルギーをもらえた」と感謝の気持を述べた。第2期の放送が待ち遠しい小林は、PVでも示唆されていた“あの話”に少しだけ言及し、原作ファンと期待を共有する。アニメの仕上がりについて期待を煽りつつ、気合を入れて収録に挑んでいると語った。TVアニメ第1期からショートアニメを経て、より進化したアニメを楽しめると第2期への期待を語る土岐は、途中、意味深なポーズを決めて客席に歓声を起こす。キャストからツッコミを受けつつ、客席に向かって「わかるよねー？」ととびきりの笑顔を見せた。第2期はより面白さが凝縮しているだけに、千葉は演じるうえでプレッシャーもあったそうだ。しかし、現場の雰囲気は明るく、キャスト・スタッフ一同が高い熱量で挑んでいるため、その仕上がりに期待してほしいと呼びかけた。鬼頭も、久しぶりのTVアニメの続編にキャスト・スタッフが気合十分で挑んでいると述べ、『地縛少年花子くん』『放課後少年花子くん』ともに、ファンと一緒に盛り上げていきたいと意気込んだ。緒方は、まだ新型コロナウイルスの制限に影響される前だったという第1期の収録を振り返り、当時はギリギリ全員で収録できていたことを明かす。そのうえで、当時と同じような環境での収録が叶ったという第2期では、おなじみの空気感のまま新しい物語を届けられると喜びの想いを話した。そして最後は、「まずは今年秋の『放課後少年花子くん』を楽しくご覧いただけたらと思います。その後は（『地縛少年花子くん』）第2期と続いていきますので、ぜひ一緒に応援していただきつつ、楽しんでいただきつつ、この世界に生きてください」と締めくくった。■番組情報ショートアニメ『放課後少年花子くん』続編4話2024年10月7日からTBSにて毎週月曜深夜放送開始・スタッフ原作：あいだいろ（掲載「Pファンタピー」スクウェア・エニックス刊）監督：北村真咲シリーズ構成：長友一馬キャラクターデザイン／総作画監督：樋上あや色彩設計：多田早希撮影監督：嶋田瑞帆編集：鍜冶川 一夫音楽：高木 洋音楽制作：ポニーキャニオン音響監督：飯田里樹録音調整：天野龍洋録音スタジオ：スタジオトロン音響制作：HALF H・P STUDIOアニメーションプロデューサー：西村 僚アニメーション制作：Lerche（スタジオ雲雀）製作：「放課後少年花子くん」製作委員会TVアニメ『地縛少年花子くん２』2025年1月からTBS系全国28局ネットにて毎週日曜ごご4時30分放送開始・スタッフ原作：あいだいろ（掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊）監督：福井洋平シリーズ構成：中西やすひろキャラクターデザイン：伊藤麻由加アニメーション制作： Lerche（スタジオ雲雀）製作：「地縛少年花子くん２」製作委員会＜キャスト＞花子くん：緒方恵美八尋寧々：鬼頭明里源 光：千葉翔也赤根 葵：佐藤未奈子蒼井 茜：土岐隼一もっけ：吉田有里、森永千才、金澤まい（C）あいだいろ／SQUARE ENIX・「放課後少年花子くん」製作委員会（C）あいだいろ／SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん２」製作委員会