◆静岡県高校総体サッカー▽準々決勝 藤枝東3―1聖隷クリストファー(30日、浜松開誠館総合グラウンド)

 準々決勝が行われた。藤枝東は聖隷クリストファーを3―1で下し、3年連続の4強入り。

MF望月瑠斗(3年)が3試合連発となるゴールを前半17分に奪うと、後半6分にも決めた。磐田東は0―0で迎えたPK戦でGK小沢周央(しゅお、3年)が2本止める活躍を見せ、第1シードの東海大静岡翔洋を破った。静岡学園と浜松開誠館も31日の準決勝(藤枝総合)に駒を進めた。

 藤枝東のポイントゲッター、望月が2得点で本領を発揮した。前半17分にMF福地諒大(3年)のシュートの跳ね返りを左足で流し込んで先制。初戦から3戦連続でゴールを決め、応援団へ向かってポルトガル代表のC・ロナウドばりに胸を張って仁王立ちし、雄たけびを上げた。

 勢いは後半になっても止まらない。中央で主将のMF川口太崇(3年)からパスを受けると、ワントラップして、右足でゴール中央に打ち抜いた。「思い描くように入った。自信になりました」と会心の笑顔だ。

 県屈指のドリブラーとして知られる背番号11。左サイドからの突破が持ち味だが、高円宮杯U―18プリンスリーグ東海では第7節まで1得点と結果が出ていなかった。

「高校総体は僕が勝たせる」と心に誓い、信頼するパーソナルトレーナーとともに、得意のドリブルを最大限生かせるようにプレーをチェックして臨んでいる。3戦4得点の爆発を呼び込み、植松弘樹監督(43)は「ゴールへ向かうのが彼の良さ。大事なところで点を取っていい形で(勝利に)つながっている」と評価した。

 準決勝の相手は2月の新人戦決勝で0―3と完敗した静岡学園。今月9日のプリンスリーグ東海でも1―2で惜敗したが、昨年11月の県選手権準決勝では望月がCKで直接得点し、PK戦での勝利につなげた。「明日(31日)が勝負だと思うので。4戦連発で、僕がチームを勝たせたい」と言葉に力を込めた。(甲斐 毅彦)

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