
●個別のおすすめ商品がカートに表示
トライアルのスマートストアは、IoTデバイスや独自のAIテクノロジーを導入しており、買い物の新しい体験ができる。現在、セルフレジ機能を搭載した「スマートレジカート」の導入店は23店舗、「スマートAIカメラ」の導入店は32店舗に上る。
スマートレジカートにはタブレット端末を装備。その下にはマグネットで簡単に取り外せるバーコードスキャナが搭載されている。脱着できるのは、米や飲料が入った箱など重い商品を買いやすくするための工夫だ。
まずは、店舗のエントランスに整然と並ぶスマートレジカートに自分のプリペイドカードをスキャンして読み込ませる。入り口には会員登録コーナーも設けられており、その場で登録できる。
会員情報とカートを紐づけることで、買い物をしながら過去の購買履歴などに応じたパーソナライズ化されたクーポンなどがタブレットに表示されるというわけだ。商品を選んでバーコードを読み取ると、タブレットに品目と価格が表示されるのと一緒に、関連するおすすめ商品が表示される。