ラグビー・NTTリーグワンでレギュラーシーズン(RS)2位の埼玉は18日、熊谷市内のグラウンドで練習を行った。9日に最終節を終え、31日のプレーオフ(PO)準決勝に向けてチームは再始動。

フッカー坂手淳史主将が取材に応じ「1週間、特に試合はないけど、準決勝に向けての準備というところで、自分たちのやることをおさらいする1週間。うまくコンディションが出来れば」と、語った。

 4季ぶりの優勝を目指す埼玉は今季、RSを16勝2敗。最終節、BL東京戦は45―0で締め、1週間の休暇を経て再び動き出した。「この1週間は、普通に過ごしても意識して過ごしても、同じように時間は過ぎる。いい1週間にするためには、全員の意識をもう一回(チームの)スタンダードに上げられるように。全員が繋がって、いい練習をしようと伝えた」と坂手主将。この日は気温32度と強い日差しの中、午後2時から2時間超の練習。リラックスした雰囲気ながらも、連携の確認などに汗を流した。

 ラグビー界きっての好角家でもある坂手。休暇中は、大相撲夏場所の観戦に、両国国技館を訪れた。西十両14枚目・炎鵬(伊勢ケ浜)とは、2019年にテレビ収録で共演したなど親交がある。

炎鵬を頸部(けいぶ)椎間板ヘルニアから復帰をサポートした佐藤義人トレーナーの「サトトレ」仲間でもあり、特に応援に熱が入る1人だ。3月の春場所前にも「サトトレ」の時間が重なり、挨拶を交わしたという。「刺激になります。僕も6日目に行かせてもらって、色んな力士がいる中で土俵入りで炎鵬関の名前が呼ばれると、すごく盛り上がっていた」と坂手。「大変だった時も知っているので。また土俵に立つだけでもすごいけど、そこから勝ち上がっている」と感嘆。炎鵬は9日目のこの日、7勝目を挙げた。坂手は「早く、勝ち越して欲しいですね」と、エールを送った。

 この週末は準々決勝が行われ、準決勝から戦う埼玉は実戦から1週間空く。POは、東京ベイ―BL東京による勝者を待ち受ける。昨季は4位と、雪辱を誓う今季。坂手は「自分たちの、ちょっとしたスタンダードを上げたい。

自分たちにとって小さい、大切なものが積み上がっていくことがこのチームの強さだと思っているので。細かなコンビネーション、個々の意識を上げていけたら」と、凡事徹底の意識を説いた。

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