●iPhoneが「タッチ決済」専用レジになる
これにより、中小規模の事業者から大型小売店まで、手持ちのiPhoneを使って、シームレスかつ安全に、非接触決済のクレジットカードやデビットカード、Apple Pay、その他のデジタルウォレットに対応できるようになる。
国内の事業者は、対応するiOSアプリで「iPhoneのタッチ決済」を使い始めることができ、会計時に顧客の非接触決済のクレジットカードやデビットカード、iPhone、Apple Watch、その他のデジタルウォレットを事業者のiPhoneにかざしてもらうだけでNFCテクノロジーを利用して安全に支払いが完了する。
「iPhoneのタッチ決済」は、決済のプラットフォームやデベロッパのiOSアプリに統合できるため、事業者は安全で便利な機能を簡単に導入することができる。同日から、GMOフィナンシャルゲートのstera tapアプリ、リクルートのAirペイタッチアプリ、そしてSquareのSquare POSレジアプリが日本の決済プラットフォームとして初めて、事業者にiPhoneのタッチ決済を提供する。加えて、Adyenが今後数か月のうちに対応するほか、日本のApple Storeでも利用可能となる。また、アメリカンエキスプレス、JCB、Mastercard、Visaを含む大手決済ネットワークの非接触決済のクレジットカードとデビットカードに対応している。
顧客の決済情報は、Apple Payのプライバシーを保護するセキュリティ技術と同様の技術で守られる。iPhoneのタッチ決済で行われたすべての取引はSecure Elementを利用して暗号化の上処理され、Apple Payと同様、購入内容や購入者などの情報をAppleが把握することはない。
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