◆プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・矢吹正道―レネ・カリスト(6日・愛知県国際展示場)

 IBF世界フライ級タイトルマッチの前日計量が5日、愛知・常滑市内で行われ、2度目の防衛戦に臨む王者・矢吹正道(33)=緑=がリミットを100グラム下回る50・7キロ、挑戦者の同級3位レネ・カリスト(31)=メキシコ=が300グラム下回る50・5キロで、ともに一発でクリアした。

 計量後に会見に臨んだ矢吹は「いつも通り回復して、ベストで臨むだけ。

(カリストは)印象通り、体格も自分と同じくらいか、自分より大きいかな」と話し、「防衛戦という気持ちではなく、強い選手にしっかり勝つということだけ。リングに上がったら、チャレンジャーの気持ちでしっかり戦いたい」と意気込みを語った。

 V2戦をクリアすれば、他団体王者との王座統一戦、さらには1階級上のスーパーフライ級に転向し世界3階級制覇に挑むという夢も膨らむ。「防衛戦をしたくて防衛しているわけではない。チャンスがあればチャンピオンと戦いたい。今はカリスト選手に勝つことだけを考えている。勝ってから、他団体でも上の階級でもチャンスがあればどこでもやりたい」と話した。

 一時は試合開催が危ぶまれた。元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏(39)が代表を務める亀田プロモーションとともに興行を主催する予定だった株式会社「LUSH」が5月22日、ボクシング事業からの撤退を発表。しかし亀田氏が開催へ向けて奔走し、ABEMAの支援を得て同月25日に愛知大会の開催が正式発表された。

 矢吹は「延期になるかどうかの影響は全くない」と強調したが、「今回プラスになったのは、ABEMAさんがついてくれて全国のみなさんが見られるようになったこと。自分としてもラッキーだと思った」と感謝した。

 成績は矢吹が19勝(18KO)4敗、カリストが24勝(10KO)1敗1分け。

 興行はABEMAで無料生配信される。

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