●「メインにはならない」と思っていたはずが、一発逆転
今回紹介する「cheero Wireless Open Earphones」は、オープンイヤータイプのイヤホン。本体を耳のふちに掛けるようにして装着するイヤーカフ型です。
Apple経済圏にどっぷりの筆者、もっぱらメインで使っているイヤホンはAirPods 4。頭痛持ちで閉塞感を感じやすいので、カナル型のProではなくインナーイヤー型を好んで使っています。
現状のイヤホンで十分、特に不満はないけれど…ふと雑貨店に並んだcheero Wireless Open Earphonesを発見。可愛らしいイラスト入りのカラフルなパッケージに惹かれて手に取ると、なんとオープンイヤー型のイヤホンではありませんか。2980円なら買いでしょう、とレジに向かったのが昨年の夏でした。
正直に告白すると、買った当時の体感は「軽くてイイ!でも、まあメインはAirpodsでいいかなあ…」。期待を大幅に超える、という購入体験ではなかったんです。
その真価を知ることになったのは、それから約半年後。来たる健康診断に怯え、ウォーキングを始めてからでした。
そこで思い出したのが、cheeroのオープンイヤーイヤホンだったのです。
●耳を塞がない、だから安心
耳を塞がない構造のイヤホンには、鼓膜ではなく頭蓋骨を振動させて内耳に直接音を伝える「骨伝導」型もありますが、オープンイヤーはよりライトな付け心地です。
イヤーカフのように耳にかけて使うので、歩いたり走ったりしても外れにくいのが特徴です。密閉しないつくりなので、音楽などを聴きながらでも周囲の音を自然に取り込むことができます。
●「アウトドア専用」といっても過言じゃない? 軽さ&開放感が大きなメリット
片耳3.6gの超軽量
特筆すべきはこの軽さ。片耳3.6g、ケース込みでも35.8gという軽さが、ウォーキング時にぴったりです。軽いので負担もなく、運動の邪魔になりません。
軽さゆえに落とす心配があるのでは…と心配したのですが、両端のヘッド部分は小さめながら丸みのある形なので、しっかり装着すれば風の強い日でも落としてしまうことはありません。
周囲の音を取り込めるから安心
流している音はしっかり耳に入るけれど、周囲の音も自然に聞こえるという状況は、まさに理想的。背後から近づいてくる車の走行音や、自転車の気配にもすぐに気づけるため、音楽を聴きながらでも安心して歩くことができました。
イヤホン本体はIPX5相当の防水性能があるので、汗をかいても安心。軸部分は柔らかく、本体は軽やかなプラスチック素材で、耳元が蒸れにくいのも嬉しいところです。
操作ミスを防ぐ物理ボタン
人によっては評価が分かれるところかもしれませんが、物理ボタンを採用しているのも運動時に使いたい筆者的には高ポイントでした。ウォーキング中だと髪をまとめなおしたり、マスクをつけたりといった動作で耳元に触れてしまうことがありますが、タッチ式のイヤホンだと意図せず音量調節などの操作をしてしまう可能性があるので、カチッと押す物理ボタンは扱いやすいと感じました。
1回クリックで再生・一時停止、2回クリックで次の曲(右耳)・前の曲(左耳)など、コマンドもしっかり反応します。耳に掛けると、「power on」「connected」とアナウンスが流れるので、接続済みかどうかをすぐ確認できるのもいいところ。なるべく身軽に歩きたいので、スマートフォンをポケットにしまったまま操作ができるのは助かります。
カラバリ豊富で選ぶ楽しみも
カラーバリエーションは「ブラック・ブルー・ミント・ピンク・ホワイト」の5色。筆者はブルーを購入しました。群青色を薄めたようなまろやかなブルーで、ガジェットとしてはちょっとめずらしい色味かもしれません。
●「安心」だけど、音質は控えめ。音漏れにはご注意を
ウォーキング時にはめっぽう強いこちら。
まず音質面は、やはりシャカシャカした軽い印象です。ラジオを聴く分にはほぼ気になりませんが、音楽を流しているとちょっと物足りなさを感じる場面も。お家でじっくり腰を据えて音楽を聴きたい、という用途であれば、カナル型やインナーイヤー型を使うのがいいかもしれません。
筆者はシャカシャカ感を逆手に取って、ちょっと懐かしい邦楽ロックなどを流して、かえって「あの頃」の雰囲気を味わったりしています。
音漏れはほぼ気にならないものの、大きな音にするとやはり音は聞こえます。周囲の音を取り込める構造上、環境によっては音量を上げてしまいやすくなるかも。静かな電車内などで使う際には、音量に気をつけてください。
●「ながら使い」特化の一台。サブ機としてもおすすめです
今回ご紹介したcheero Wireless Open Earphonesは、音質や没入感を重視するイヤホンとは異なり、「軽さ」と「開放感」を活かした「ながら使い」に特化した一台です。
ウォーキングや軽い運動、家事をしながらのリスニングといったシーンでは、その快適さが際立ちます。普段はカナル型やインナーイヤー型を使っている人でも、「外で安全に音を楽しみたい」という場面では、効果を発揮するでしょう。
■Profile
仙水ろっか
フリーライター。報道系メディアでの執筆を主軸に、家電・IT分野のレビュー記事や生活情報系コンテンツも手がける。
デジタルガジェットやネットカルチャーの動向も継続的に追い、近年はアナログ造形から3Dモデリングに挑戦。
デジタルとアナログを横断したものづくりを実践中。
(編集:BCN・寺澤克)
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