元人気子役で現在は大人気ユーチューバーとなった「てんちむ」こと橋本甜歌を訴えると公言していた「かねこあや」が、自身のYouTubeチャンネルを2カ月ぶりに更新した。

 かねことてんちむは、10年以上の付き合いで、お互いを「親友」と呼んでいた。

だが今年1月、かねこの愛猫が自宅で水死したことをきっかけに、2人の間に亀裂が生じた。

 かねこは、家政婦が猫を殺害したのではないかとの疑念を唱え、警察が捜査を行っていることを明かしていた。それに対して、てんちむは「あくまでも家庭内の“事故”であって、本人にも責任がある」「家政婦を犯人に仕立て上げて、その人の人生を狂わせるのは違うと思う」として、かねこに苦言を呈した。このてんちむの進言にかねこは不快感を募らせ、さらに猫の葬儀に立ち会ったてんちむが焼却炉をのぞくなど不謹慎な行動をしたなどとして、かねこはYouTube上で公然とてんちむを非難した。

 かねこは3月16日に「絶縁について」と題する動画を投稿し、てんちむとの確執について語ったものの、歯切れの悪い言葉が多く、核心に迫る部分については詳細な説明がなかったことから、視聴者から批判の声が相次いだ。批判を受けてかねこは、裁判を含めた今後の対応を考えて発言を抑えたと釈明した。

 だが3月24日、一転して「裁判はどうなってもいい」などと態度を急転させ、インスタグラムのストーリーズを使って、てんちむのことを「お金と勝利にこだわる経営思考」「人の心がない」などと激しく中傷。加えて、てんちむが犯罪に手を染めていること、その証拠を持っていることを示唆していた。

 4月には、“生配信の王”と呼ばれる人気ユーチューバー「コレコレ」のチャンネルで2人の確執が話題に取り上げられると、かねこは電話で出演。まだ訴訟は起こしていないが、弁護士に相談はしているとの主旨を話していた。

 その後は、かねこは一切この件について触れてこなかったが、5月18日に久しぶりに動画をあげた。視聴者は、情報が途絶えていた期間に何か動きがあったのか、てんちむとの裁判の行方はどうなったのかなどに関心を寄せていたようだが、公開された動画は、プレゼントでもらったという化粧品でメイクをするだけで、騒動には一切触れずに終わった。

 すると、「てんちむとの件はどうなったのか」「訴訟の件は必ず報告すると言ってたから待っている」など、騒動について説明を求める声が続出。サムネイル画像に「顔面コジキ」とテロップが入っていることから、「堂々とサムネに差別用語を入れる神経がわからない」など、言葉遣いに嫌悪感を示す人も多い。それもあってか、「低評価」のほうが「高評価」を圧倒的に上回り、チャンネル登録を解除する人も多く出ている。

 10年以上“親友”として付き合い、お互いの動画に出演するなど交流を深めてきたかねことてんちむ。その2人が、いがみ合い、法廷の場で争う姿を誰が想像しただろうか。今後、2人が同じ映像に収まることはないとの声明を出しているが、これまで応援してきたファンに対して、2人は丁寧な説明をする必要があるのではないだろうか。

(文=編集部)

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