子育て中も安心して来庁してもらおうと、大多喜町は町役場に、赤ちゃんへの授乳や子連れの小休憩に使える「ベビーケアルーム」を開設した。平日の開庁時間に利用できる。

 町は昨年10月に「おおたきっこ子育て応援宣言」を行っており、子育て世帯に優しい町づくりの一環。本庁舎1階の町民相談室スペース約10平方メートルを活用。授乳やおむつ替えができ、子ども連れが一息つけるように仕立てた。これまで役場に同様の空間はなかった。
 出入り口は内鍵付きで、授乳時には専用カーテンで室内を個室のように仕切ることができる。子ども向けに壁固定タイプの玩具を設け、クッションフロアを導入した。照明は白から暖色系に、机は長方形から丸形に切り替えた。
 担当者によると、3月下旬の開設以降、「授乳に集中できる」「子どもが遊んでくれる」といった声が聞かれた。職員の会議などに使う場合もあり「和やかに話ができる」との声がある。
 近くの健康福祉課に声をかけて利用する。町は「役場での手続きの待ち時間や散歩中に、気兼ねなく立ち寄ってもらえたら」と説明する。
(橋本ひとみ)
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