ミュージカル『GIRLFRIEND』の本ビジュアル、および出演者コメントが18日に公開された。

同作はマシュー・スウィートの90年代を代表するCDアルバム『GIRLFRIEND』をベースに、2人の青年の甘酸っぱい「恋愛」を描くミュージカル。
ネブラスカ州の小さな町を舞台に、ミックステープがつなぐ甘酸っぱいポップでロックなジュークボックスミュージカルで、日本初演となる。

脚本家のトッド・アーモンドが、男性から女性に向けた歌詞に自身の経験を織り交ぜ、作品のために描かれた楽曲と感じさせるほど融合させたミュージカルに仕立て上げた同作。2人の役者のみで構成され、青春時代の初恋を思い出すように距離感に共感・心を揺さぶられる作品となる。

演出はストレートプレイをはじめ、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ファインディング・ネバ―ランド』などミュージカル作品の演出も手がける演劇界注目の演出家・小山ゆうな。今後の活躍が期待される東宝ミュージカル初登場のフレッシュなキャスト6名が揃い、学校に馴染めないウィルを高橋健介/島太星/井澤巧麻(トリプルキャスト)、野球部でスポーツ万能のマイクを萩谷慧悟/吉高志音/木原瑠生(トリプルキャスト)が演じる。

公演は東京・シアタークリエにて6月14日~7月3日。

○■高橋健介 コメント

初めて東宝作品に出演させていただきます。高橋健介です。個人的には非常に新たな高い壁のチャレンジとなります。ですが観に来てくださった皆様が、帰路に着く時、大切な人を少しでも思い出して笑顔になれるような作品にしたいと思っていますので、宜しくお願い致します。要約すると、全力を尽くしますので、是非劇場に来てください!!!!! ということです!!!!!
○■島太星(NORD) コメント

島太星です! まずはこのお仕事を頂いた時、とても緊張感が走りました! まさかの二人芝居!? 自分にそんな大役が務まるのだろうかと思い、日々焦りと不安を抱えております笑ですが、逆に言えば、こんなに楽しいことはないよなと言う感覚も同時に芽生えています。2人だけで世界を作れて、それを発信できるのはここにしかないし、この経験は自分にとって大きなものだ!と感じ、今、とてもワクワクしています!! ぜひ、心揺さぶられるこの作品を、見にきてくれたら嬉しいです!

○■井澤巧麻 コメント

とにかくピュアなマイク、ウィルの二人と、懐かしいマシュー・スウィートのロックサウンドで紡ぐ物語は甘酸っぱくて、台本を読んで何度もキュンとしてしまいました。
日本初演ということで、新しいものを創り上げていく楽しみと、初めて立つクリエの大舞台で二人芝居という大役に武者震いしています! トリプルキャストでシャッフル公演もありますし、僕だけにしかできないウィルをお見せできるよう、何度も観たいと思っていただけるよう、とことん追求して参ります。ご期待ください!
○■萩谷慧悟(7ORDER) コメント

青春とは誰もが記憶に強く残っていて楽しくも、苦しくもある時間だと思います。どの瞬間を青春と思うか、その時間をどう過ごしたか、美しい時間だったか、それとも黒歴史のように残ってるかは人それぞれでその人だけの青春。全てかけがえのないものです。僕の青春は芸能界に全て注いできたものでした。そうして今僕はこの作品に出会ってシアタークリエというステージに立つことができています。
この作品では皆様に登場人物の青春を感じてもらいながら自身の過ごした青春もふと思い出せるような、そんなステージを届けられるように精一杯向き合います。
○■吉高志音 コメント

初めての2人ミュージカルそしてトリプルキャスト。でもふしぎと不安よりも楽しみな気持ちが強くて、この作品は僕にとってまた大きな挑戦になると感じてワクワクしています。マシュー・スウィートさんの曲と共にウィルとマイクの気持ちは少しずつ動いていきます。ドキドキしたり切なくなったり...。相手の空気の変化を楽しみながら歌と一緒に大切に紡いでいきたいです。
ぜひご来場お待ちしております!
○■木原瑠生 コメント

初の2人ミュージカルでシアタークリエの舞台に立たせていただくことがとても光栄です。マイクの役柄も僕にとって初挑戦なので楽しく僕なりのマイクでいられる
ように稽古に臨みたいと思っています。僕と井澤さんにしかできない『GIRLFRIEND』を作り上げられるように頑張ります! そしてシャッフル公演で他のキャストの方とも共演できるので、また違った空気感でお届けできることを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

【編集部MEMO】
ミュージカル『GIRLFRIEND』あらすじ…1990年代のアメリカ・ネブラスカ州の田舎町で学校に馴染めないウィルと、野球部でスポーツ万能、友人たちからも人気のあるマイク。マイクはすでに大学進学が決まりネブラスカを離れることになっている。
しかし、ウィルは自分が何をしたいのか見えないまま悩んでいた。今まで接することのなかった2人だが、高校卒業時にマイクがウィルに渡したミックステープをきっかけに交流が始まる。ウィルは両親が離婚し母子家庭になり、マイクは父親の圧力で進路が決められている。一緒に過ごすうちに、2人でいる時間は自分らしくいられることにお互い気づき、距離が縮まっていく2人。マイクが大学進学のためリンカーンへと旅立つ直前、ウィルはマイクに手紙を書くが野球部のメンバーに見つかってしまう。取り乱したウィルはそのままマイクと距離を置いてしまうが、2人の運命は音楽で繋がっていた。