ブックオフグループホールディングスは4月8日、「春夏の衣替えに関する意識調査2026」の結果を発表した。調査は026年3月17日~3月18日、国内在住10~70代の男女1,010名を対象にインターネットで行われた。
○約90%が春夏物への衣替えを実施
気象庁の全国3か月予報によると、4月から6月は暖かい空気に覆われやすく、全国的に平均気温は平年より高くなる見込みだ。今回実施した衣替えに関する調査では、3月30日から4月26日にかけて衣替えを行う予定と回答した人が約56%と半数を超える結果となり、平均気温15℃前後になる日を目安に春夏物へと衣替えを実施する傾向があると考えられる。
○しばらく着ていない服も約46%がそのまま保管
環境省の循環型ファッションの推進に向けたアクションプランでは、「全国どこでも分けて出せる(衣類の回収システム・受け皿の整備)」「使えるものは譲る(リユースの拡大)」「使えるものは長く使う(稼働率向上・寿命延長の取組の拡大)」の3つの方向性の具現化を通じて、家庭の廃棄量25%削減目標の達成を目指すことが掲げられており、これらを実現するための事業者のサービス提供はもちろんのこと、生活者が日常で捨てずに衣料品を循環させる行動が必要とされている。
今回の調査では、実際に洋服を手放す際にどんな行動をとるか、行動をとる際の悩みについて質問した。アクションプランで掲げられている内容と実態は裏腹に、しばらく着ていない洋服は「手放せず保管する」が45.7%でトップという結果に。次いで「捨てる」が40.8%と循環には繋がっていないことが分かった。その他を選択した人の中には、「裁断して雑巾として活用」するアップサイクルな手段をとる人もおり、そのまま捨てるのではなくリユースやアップサイクルなど何らかの形で資源循環に取り組む人もいる中で、「選択肢が分からない」「梱包の手間がかかる」など、悩みやライフスタイルに合わせたリユースの選択肢と生活動線上で手間なく取り組める機会の提供が求められている。
ブックオフでは、それぞれの悩みに合わせて選択できるよう様々なリユースサービスを展開し、サーキュラーエコノミーの推進に取り組んでいる。
○衣類を手放せるBOOKOFFは130店舗
2025年11月末時点で、BOOKOFFは国内709店舗を展開しており、そのうち130店舗で洋服や服飾雑貨を取り扱っている。商材別の売り上げ構成比では本、ソフトメディア、トレーディングカード・ホビーに次いでアパレルが約12%を占めている。同社で扱う商材にプラスして、アパレルや靴・バッグといった服飾雑貨なども扱っている「BOOKOFF PLUS」、家電・スポーツ用品・楽器など多様なアイテムを取り扱い大掃除や引っ越しで不要になったものをまとめて売ることができる「BOOKOFF SUPER BAZZAR」を展開し、まだ着られる洋服を手放す場所・機会を幅広い地域で提供している。2026年3月14日には同社が展開する初のファッション専門店「BOOKOFF FASHION 立川栄店」がオープンした。
生活者にとって身近なリユースショップを通じて、ライフスタイルに合わせた手放し方を選択できるよう店舗を展開していくほか、宅配買取や出張買取などのオンラインサービスも提供し、店舗が近くにない人や待ち時間、持ち込みの手間に対する悩みの解決につなげている。
○店舗が近くになくても生活動線上でリユース
"すてない選択"という新たなライフスタイルを提供する不要品回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」は、商業施設やホテルなどに設置されている所定のボックスに不要になった衣料品・雑貨を入れるだけで簡単にリユースやリサイクルに繋げられるシステム。「リユースショップが近くにない」「フリマアプリでは手間がかかる」といった理由により、やむなく捨ててしまったりそのまま保管したりしている生活者に、手間なく不要品を手放し次に必要とする人へと循環するサービスとして2024年11月にスタートした。また、BOOKOFFに本やCDなどを持ち込む際に同じ店舗にあるボックスで手間なく手放せるよう、服飾雑貨を取り扱っていない142店舗に設置し、一度に手放せる利便性も提供している。2026年2月末時点で設置場所は400か所を超え、生活動線上で気軽にリユースできる機会を提供している。
同サービスで回収された品物は検品を経て、マレーシアなどで展開する同社グループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」でリユースされるほか、リユースに繋げた量に応じた金額がNPO法人に寄付される。また、同社基準に満たない衣料品などはパートナー企業がリサイクルする。
○富裕層向けリユース相談サービスも展開
同社では、リユースに馴染みのない富裕層・アッパーマス層向けに「プレミアムサービス事業」を展開している。衣替えの際に手放すか悩む洋服については、買取相談カウンター「Rehello by BOOKOFF(リハロ バイ ブックオフ)」で相談が可能。「思い出の品だからこそ、誰かに相談して決めたい」「自分だけでは手放すべきか判断ができない」といった人でも相談しやすいよう、一人ひとりに寄り添った接客と店頭での専門スタッフによる査定を通じて、それぞれに合わせてリユースだけでなく、モノのその先の未来についても提案する。











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