CHINTAIは5月7日、スタディプラスと共同で実施した「一人暮らしに関する調査」の結果を発表した。調査は2026年3月16日~3月19日、高校生・大学生1,229名を対象にインターネットで行われた。
○一人暮らしに憧れる高校生は91.2%
一人暮らしへの憧れについて尋ねたところ、「ある」(64.5%)、「少しある」(26.7%)を合わせて91.2%が憧れを持っていると回答した。理由としては、「自分のペースで生活を送りたいから」(66.1%)が最も多く、次いで「早く自立して大人になりたいから」(48.8%)、「友人や恋人を気兼ねなくいつでも呼びたいから」(39.4%)が続いている。
一方で、憧れない理由では「家事(料理・洗濯・掃除)が大変そうだから」(71.3%)が最多となり、「家賃・光熱費などの経済的不安」(64.4%)も多く挙がった。
今回の結果から、「早く自立して大人になりたい」という意識が一人暮らしへの憧れと強く結びついていることがわかった。高校生にとって一人暮らしは、単なる生活の自由ではなく"大人になるための手段"として捉えられていると考えられる。一方で、家事や生活費への不安も大きく、理想と現実の間にギャップがあることがうかがえる。
○大学生が保護者に最も感謝した瞬間は「食事の用意」
実際に一人暮らしを経験した大学生が保護者に感謝した瞬間は、「自炊をして毎日食事を用意してくれていた大変さに気づいた時」が27.3%で最多となった。次いで「生活費や食費の大きさを実感した時」(18.0%)、「洗濯・掃除など家事が思った以上に大変だと感じた時」(14.9%)と続き、日常生活を維持するための負担を実感した場面が上位を占めている。
これらの結果から、一人暮らしを通じて、これまで当たり前だった生活を維持するための支えの大きさに初めて気づく学生が多いことがうかがえる。
○今だからこそわかる「母親の偉大さ」
母の日(5月10日)を前に、一人暮らしの今だからこそ言える「母親に伝えたいこと」を自由回答で集めた結果、感謝のメッセージが多数寄せられた。
○「食事・自炊」に関する感謝メッセージ
「いつもありがとう。あったかいご飯が出てくることは当たり前じゃないことを知りました。」
「お母さんのレシピを教えて欲しい。
「カレーを作ってくれていたことが結構すごかったと一人暮らしをして初めて気づいた。カレーって洗うのが面倒で、自分では全然作ろうと思わない。それでも毎週金曜日作ってくれていたことに感謝。飽きたとか生意気言ってごめんなさい。」
「毎日の料理も掃除や洗濯といった家事も、当たり前だと思っていたことは全然当たり前じゃなくて、一人暮らしに苦戦する中で、母は家族のために尽くしてくれたのだと偉大さに気がついた。お母さん、ありがとう。」
「毎日美味しい料理を作ってくれることのありがたみを知った。本当に感謝しています。」
○「仕事と家庭の両立」に関する感謝メッセージ
「いつも仕事も大変なのに、自分のために家事をやってくれてありがとう。」
「家族のためにたくさんのことを考えて当たり前のように家事をしてくれてありがとう。」
「共働きで仕事と家事を両立させていたことのすごさやこれまで受けていた愛を今になって実感します。ありがとう。」
「今まで本当にありがとう。ご飯や洗濯などお母さんが当たり前にやっていたことがこんなにも大変だったことを改めて実感しました。仕事しながら大変な家事もこなしてくれて感謝しかないです。帰ったら何でも家事やります。」
「仕事や家事、育児を両立させることは本当に大変なことだと気づきました。ありがとう。たまにはゆっくり休んでね。」
「働きながら毎日家事をこなして、育ててくれたことには感謝している。
○その他の感謝メッセージ
「20年間一生懸命育ててくれてありがとう。」
「ありがとう!大好き。」
「1Kでも綺麗に保つのが大変なのに、4LDKの家をあんなに綺麗に保っていて神。」
「一人暮らしで、悲しいことがあるとこれまで以上に塞ぎ込んでしまうことが多いけど、LINEで相談した時に可愛い絵文字たくさん使って元気付けてくれてありがとう。」
「産んでくれてありがとう。この恩は結果で返す。」
「平気な顔してふだんからとんでもない量の家事をしている母には頭が上がらない。」
「毎日の料理も掃除や洗濯といった家事も、当たり前だと思っていたことは全然当たり前じゃなくて、一人暮らしに苦戦する中で、母は家族のために尽くしてくれたのだと偉大さに気がついた。お母さん、ありがとう。」
一人暮らしを始めた大学生の声から見えてきたのは、実家で当たり前に享受していた「温かい食事」や「整った部屋」が、実は母親の絶え間ない献身によって守られていたという事実。かつては当たり前すぎて気づけなかった日常の裏側に、仕事と家事を両立させる母親の強さや、言葉にされない深い愛情があったことを、大学生たちは慣れない自炊や洗濯を通じて再発見しているようだ。
○勉強に最も集中できる場所1位は「塾の自習スペース」
勉強に最も集中できる場所は、「塾の自習スペース」(26.7%)が最多で、次いで「自分の部屋のデスク」(21.4%)が続いた。
また、5位には「リビング」との回答も見られ、勉強に適した環境として、静かな個室だけでなく、家族の存在を感じられる生活空間も選ばれていることがわかった。保護者の支えによって心地よい環境が当たり前に保たれているからこそ、家の中も塾に並ぶ勉強に集中できるとして選ばれていると考えられる。











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