高橋遥人が球界を席巻する無双投球を続けている(C)産経新聞社

 阪神左腕、高橋遥人が開幕から圧巻の投球を続けている。

 5月6日に行われた中日戦(バンテリンドームナゴヤ)に先発した高橋は中日打線を相手に108球を投げ散発2安打、無四球10奪三振、3試合連続となる完封勝利をあげた。

【プロ野球解説】髙橋遥人が3試合連続完封『あれは打てない…』巨人戸郷が登板も正直…&吉川の状態が心配

「ほぼ打てない」阪神に現れた“怪腕”高橋遥人は何が凄いのか 驚異の3連続完封 球界OBの解説「球の質が違う」「投げにいく瞬間に打ちにいくぐらいじゃないと…」
︎DeNA林はHR15本打てる
「ほぼ打てない」阪神に現れた“怪腕”高橋遥人は何が凄いのか 驚異の3連続完封 球界OBの解説「球の質が違う」「投げにいく瞬間に打ちにいくぐらいじゃないと…」
︎ソフトバンク先発陣が崩壊…楽天平良が絶好調
「ほぼ打てない」阪神に現れた“怪腕”高橋遥人は何が凄いのか 驚異の3連続完封 球界OBの解説「球の質が違う」「投げにいく瞬間に打ちにいくぐらいじゃないと…」

 3試合連続完封勝利は球団では1966年のジーン・バッキー以来となる60年ぶりの快記録、圧巻のパフォーマンスを続ける左腕には球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は5日6日に自身のYouTubeチャンネルに「【プロ野球解説】高橋遥人が3試合連続完封『あれは打てない…』巨人戸郷が登板も正直…&吉川の状態が心配!!DeNA林はHR15本打てる!!ソフトバンク先発陣が崩壊…楽天平良が絶好調!!」と題した動画を更新。各球団の戦いぶりを振り返っている。
 
 その中では6日に行われた中日・阪神戦から高橋の快投をクローズアップ。

 5回以降は完全と打者1人も出さずに抑えた高橋のピッチングに関しては「(打者は)ほぼ打てない」「追い込むのがめちゃくちゃ速い」「3球で必ず追い込んでいる感じがする」と打者に勝負するスキを与えていないと解説。

 さらに「打てないところで追い込む バッターどうしようもない」と制球力抜群とあって、打てる球もほとんどないとした。試合では最速150キロの直球に鋭く落ちるツーシームを効果的に使った。

 さらには高橋の投球フォームにも着目。「ゆっくり投げて 最後のフィニッシュが速い」「投げにいく瞬間に(打者は)打ちにいくぐらいじゃないと」。ゆったりとしたフォームで球持ち良く、切れ味鋭い球で打ち取られるとあって、球速以上の速さを打者が感じている様子も見られた。これにはなかなか打者のタイミングも合わないとした。

 まさに無双ピッチングを続ける高橋には「フォームでだまされる たまに速く投げたりするから」とフォームも微妙に変化させながら、緩急自在にボールを操っているとした。

 ここまではプロ入りから度重なる手術を乗り越えてきた苦労人でも知られる左腕。ただ球界内でその潜在能力の高さは広く知られていたと改めて指摘。

 「高橋遥人に携わったコーチ連中が『あいつが投げたら凄い』、みんなが口をそろえて言う」とこれまでも球界内で広く実力は認められながら、ようやく花開く時期が来たとした。

 今季がプロ9年目、31歳シーズンとなる。高木氏も円熟味あふれる高橋の投球を「ゆったりして、体重の乗せ方がものすごくうまい」「今年は心技体がそろっている」「凄さを証明しているよ」と絶賛の言葉を続けた。

 高橋は開幕からこれで無傷の4連勝、首位阪神を支える大きな力となっている。快投劇はどこまで続くのか。引き続き、楽しみにしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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