東都大学野球春季リーグ戦第4週第3日▽国学院大6―3亜大(7日・神宮)

 国学院大は亜大を下し、勝ち点を4に伸ばした。優勝は国学院大と、史上初の7連覇を目指す青学大に絞られた。

19日からの最終週では、両校が激突。「勝ち点を挙げた方がV」の最終決戦を迎えることになった。

 亜大の投手陣に対して、14安打6得点と打ち勝っての勝ち点4。試合後の鳥山泰孝監督は最終週に思いを馳せ、言った。

 「とにかく勝ち点4で青山学院戦を迎えるということ、それだけを考えて一冬やってきました。ここからですね。日替わりのヒーローが出てくることが大事だと、ずっと言っていますので、そういう意味では今日の花田であったり、中井であったり、悔しい思いをしていた選手たちがいい働きをしてくれたということは、非常に心強いですね」

 1-1で迎えた3回2死満塁、7番の花田悠月内野手(2年=智弁和歌山)がバックスクリーン左に満塁弾を放ち、勝ち越した。この結果、国学院大は今シーズン18本塁打となり、1997年春に青学大が作ったシーズン最多記録の17を更新した。

 「本当にすごいと思います。選手一人一人の努力の賜物だと思いますので、これは監督としては敬意と感謝と、その2つです。僕はそれなりに長い期間、東都にいさせてもらっている人間。東都がどういう世界かということは、それなりに熟知しているつもりです」

 そして、こう続けた。

 「その中で、この記録というのは本当にとてつもない記録。これを力にして一番、手にしたいものは優勝ですから。これを励みに、また弾みにしてとにかく青山学院を倒すということ。いろんな方がそこに注目してくれていると思いますので、そういう中で青学戦を迎えられるということを喜びに感じながら、とにかく全力を尽くして、勝ち点を取りたいと思います」

 史上初の7連覇か、あるいは2022年秋以来の覇権奪回か。学生野球ファン待望の最終決戦。プレーボールの時間が、待ちきれない。(加藤 弘士)

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