◆東都大学野球春季リーグ戦第4週第3日▽青学大10―1東洋大(7日・神宮)
史上初の7連覇を目指す青学大が東洋大に勝利し、勝ち点を3に伸ばした。この日に青学大が敗れ、第3試合で国学院大が亜大に勝てば、国学院大が2022年秋以来の優勝となったが、これを阻止。
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両手の感触が着弾点を教えてくれた。青学大が4-1で迎えた9回1死満塁。ドラフト1位候補・渡部海捕手(4年=智弁和歌山)は7番手で救援したばかりの東洋大・小沢頼人(1年=常総学院)の初球ストレートを捉えた。打球は左翼席へ到達する。ダメ押しの今季1号グランドスラムだ。勝利を決定づける一撃に、主将はいい笑顔でダイヤモンドを一周した。
「チャンスで回してくれて。ピッチャーも代わったので、代わりっぱな初球を狙っていこうと。打った瞬間、行くかなと思いました」
「4番・捕手」の重責。開幕以降、相手バッテリーから厳しくマークされてきた。「チャンスで1本が自分自身、出ていなかったのでふがいないというか、結果を出したいと思っていた。
負けたらV逸もありうる、大事な一戦。試合前のミーティングではキャプテンとして、この試合に懸ける思いをナインに伝えた。「負けたら終わりだとチーム全員に言っていました。その中でも、そういう試合を何度も今まで乗り越えてきた。『絶対自分たちはいける』とチーム全員に言いました」。先制点を献上する苦しい展開も、堂々とはね返し、最後は点差をつけて勝った。
ネット裏ではプロのスカウト陣が攻守両面に目を光らせた。「試合に集中してやっているので、その結果を多分、スカウトの方もたくさん見てくれていると思う。まずは試合に勝つ。そこに向けて自分が何ができるのかを常々考えてやっています」と言い切った。
「すごくタフな試合が続いていますけど、これぞ東都。こういう修羅場をくぐり抜けて、優勝につなげたい」と渡部。入学以来全て、正捕手としてリーグV。自らの代でも必ず、栄冠のバトンをつないでみせる。(加藤 弘士)










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