日本戦に勝利して卓球台の上に立って、喜びを爆発させた林詩棟(C)Getty Images

 絶対王者の行動が波紋を呼んでいる。

 現地時間5月10日に英国・ロンドンで卓球の世界選手権団体戦の男子決勝が行われ、世界ランキング1位の中国は、同4位の日本に3-0と圧勝。

堂々たるパフォーマンスで栄冠を手にした。

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 12大会連続24度目の世界制覇を飾った王者らしい勝ち方だったが、波紋を呼んだのは、試合後の出来事だ。

 優勝を決定付ける第3試合で戸上隼輔を3-1で下した林詩棟は、日本チームと握手を交わすと、シューズを履いたまま卓球台に飛び乗る。会場の視線を一身に集めた21歳はエキサイトしながら、両手を突き上げ、ユニホームの左胸にプリントされた中国国旗を誇示したのだ。

 ライバルを打ち破り、世界一になった興奮から喜びを爆発したのは想像に難くない。しかし、行き過ぎた“祝勝パフォーマンス”が、挑発的に映った感は否めない。また、卓球台に立つ行動はスポーツマンシップにも欠ける。

 ゆえに中国国内でも林詩棟は、バッシングの的となっている。中国メディア『狐網』によれば、テレビ中継で解説者を努めた元代表選手で、“国民的レジェンド”として親しまれる陳玘氏は、「あぁ、卓球台の上に立つなんてダメだ!」と苦言。さらに「これは絶対にダメだ。卓球台の上に立ってはいけないんだ」と繰り返しながら断じた。

 なお、試合後のフラッシュインタビューで林詩棟は「代表と指導してくれたコーチたちには心から感謝してます。

この優勝は簡単には手に入らないものだった」と感涙。エモーショナルな想いを吐露している。

 マナーを問われた21歳だが、若気の至りなのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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