本塁打、打点でチームトップに立つ岡本。バットで牽引している(C)Getty Images

 MLBは現地時間6月3日よりオールスターゲーム1次ファン投票がスタートした。

今年も球宴の舞台に立つトッププレーヤーとして各球団から誰が選ばれるのか、投票をめぐっての話題が本格的に熱を帯びることになる。

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 その中で、6月4日には米スポーツサイト『HEAVY』が、ブルージェイズの岡本和真について、「アメリカンリーグのオールスターに選ばれるべきなのか?」と問いかけており、その可能性について論じている。

 同メディアは、岡本の現時点での2割台前半の打率、13本塁打などの成績に触れ、「リーグ屈指の内野手たちと比べると、決して目を引く数字ではない」としながらも、その一方で、「データを詳しく見ていくと、まったく異なる姿が浮かび上がってくる」などと評しており、打撃面の各指標について言及。米解析ツール『Statcast』により示されたデータを紹介しており、「平均打球速度は92.8マイル(約149.3キロ)に達し、打球の半数以上がハードヒットに分類されている」と説いており、他にも、「バレル率:91パーセンタイル」「ハードヒット率:96パーセンタイル」などと記している。

 その上で同メディアは、「ブルージェイズの打者の中で、オカモトほど強烈な打球を安定して放っている選手は多くない」と論じており、その他の指標などから「現在、13本塁打を記録しているが、打球内容から推定される本塁打数は約23本。これほど継続的に相手へダメージを与える打球を生み出している打者は多くない」と強調。

 今回の記事では、岡本のウィークポイントも挙げており、三振数の多さや変化球への対応が課題だと指摘。同メディアは、「これらの弱点が、実際の成績がオールスター級ではなくリーグ平均レベルにとどまっている理由の1つだろう」と見込んでいる。

 現時点での岡本の打撃スキルを掘り下げる同メディアは、成績面については「アメリカンリーグのトップクラスの三塁手と比較すると見劣りする」と評するものの、「しかし、『試合を決める一振りの力』『基礎指標の優秀さ』『潜在的な打撃能力』を重視するなら、オカモトには十分な選出理由がある」と主張。続けて、「彼は『Statcast』のデータでは球界屈指のパワーヒッターの1人として評価されている」などと訴えている。

 また同メディアは、「ただし、その才能を十分に結果へ結び付けられていない最大の理由が三振の多さであることも事実だ」とも付け加える。岡本のメジャー1年目での奮闘は、ファンの投票へと繋がるのか。

今回の内容からも、可能性は高いとは言えないかもしれないが、夢の舞台に立つ実力は十分に備えていると言えるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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