オランダで25得点を挙げた上田への評価は高い(C)Getty Images

 サッカー日本代表は、森保一監督に率いられ臨む2度目のワールドカップ(W杯)で史上最高順位となる8位以上を目指す。前回のカタール大会から目前となった北中米W杯までの4年間、その道のりでの成長の証はブラジルやイングランドなどの強豪国撃破という結果で示してきた。

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 チーム全体においてさまざまな分野で底上げ、レベルアップを図ってきた日本チームに対し、本大会を前に攻撃面の変化にも視線が注がれている。ブラジルメディア『Manchete Esportiva』が現地時間6月4日に森保ジャパンの特集記事を掲載しており、現在の日本のシステムを分析。同メディアはこの4年間での足跡を辿りながら、「ブラジル戦の勝利は史上初であり、ウェンブリーでアジア勢として初めて記録したイングランド戦の勝利も歴史的出来事だった」と評価する。

 またW杯アジア予選での計51得点の数字にも触れ、そのオフェンス能力を称える同メディアは、日本が採用している3バックを主体に中盤から前線が状況に応じて人数を変化させるフォーメーションのクオリティを絶賛し、「このシステムこそが攻撃力向上の大きな要因と考えられている」と論じている。

 その上で、「両ウイングバックが高い位置を取り、前線には実質5人が並ぶことも珍しくない」と印象を綴りながら、「その結果、日本は非常にダイナミックで破壊力のある攻撃集団へと変貌した」と強調。

 さらにトピックでは、「日本はAFC予選で最多となる12得点のヘディングゴールを記録した」と振り返りながら、森保ジャパンの2人のフォワードに注目。同メディアは、小川航基の名前を挙げ、「そのうち5得点を挙げたのがNECナイメヘン所属のオガワだ」と説明。空中戦の強さを評しながら、「試合終盤の切り札としても効果的であり、実際に先日のアイスランドとの親善試合では途中出場から決勝ゴールを決めている」と綴っている。

 またもう1人、上田綺世への評価も高く、「ウエダはより完成度の高いストライカーと言えるかもしれない」と指摘。フェイエノールトでの25ゴールという成績も称えつつ、「裏への抜け出し、ワンタッチフィニッシュ、さらにはミドルシュートでも得点しており、得点パターンは多彩だ」と賛辞を送った。

 両フォワードのそれぞれのスキルを絶賛する同メディアは、「ウエダとオガワの存在により、日本はセットプレーも脅威だ」とも見込んでいる。

 間もなく幕が開けるW杯で日本の攻撃陣はどんなパフォーマンスを繰り広げるのか。

海外メディアも関心を寄せるこの4年間で遂げた進化を武器に、相手のディフェンスを翻弄するシーンが多く見られることを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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