先週、ニューヨークにて「危険なカーチェイス」に巻き込まれたと声明を発表したヘンリー王子とメーガン妃だが、夫妻がホテル代をケチったために、こうした事態に発展したと指摘する声が浮上。また王子は今回の経験で、母ダイアナ妃の最期を身近に感じたそうだ。
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現地時間5月16日、ミズ基金のウーマン・オブ・ビジョン・アワードを受賞したメーガン妃。夫ヘンリー王子と母のドリアさんと会場を出た後、数人の攻撃的なパパラッチに追われ、カーチェイス状態になったと代理人が声明で発表した。
「執拗な追走は2時間におよび、他のドライバーや通行人、ニューヨーク市警の2人の警官を巻き込む追突事故を招きかねない状況でした。公衆の注目を集める公人であったとしても、安全を脅かすような事態に発展すべきではありません」としていたが、この証言は誇張されたものだとする声も上がっている。
こうした状況で、夫妻がホテル代金を節約したことが原因で、今回のカーチェイスに発展したとする当局関係者の証言が明らかになった。
Page Sixによると、夫妻は当初、ダイアナ妃が愛用していたことでも知られるホテル・カーライルに宿泊する事を検討していたが、宿泊費の割引を求めたところ断られ、宿泊代を節約するために友人宅に滞在したという。友人宅の所在地を知られることを恐れて、パパラッチを振り切ろうとしたことで、今回の追走劇につながったというのだ。
「彼らは皆の安全のためホテルを取るべきでした。それなのに、ケチな夫妻は無料で滞在できる場所を求めたのです」「王子夫妻の関係者は今回の滞在前にカーライルに連絡し、割引を求めましたが、ホテル側が拒否しました」「もし夫妻がきちんと支払い、ホテルに泊まっていれば、“危険な”パパラッチによる市内での追走劇は起こらなかったでしょう。カーライルに戻り、中に入る姿を写真に取られ、それで済んだことです」。
ちなみに、ホテル・カーライルの宿泊費は、一泊およそ1240ドル(約17万円)からで、スイートだと6000ドル(約82万円)だそう。夫妻はニューヨークに滞在する際同ホテルを愛用しており、2021年にニューヨークを訪問した際もカーライルに宿泊。
なお、ヘンリー王子は、1997年にパリで母ダイアナ妃をパパラッチの追走による事故で亡くしている。当時の記憶について、今年初めに出版された自叙伝『SPARE(原題)』でも触れていたが、Peopleによると、「危険なカーチェイス」に巻き込まれたことで、母の死をより身近に感じられたと友人に話しているそうだ。