◇ラグビー リーグワン第16節 トヨタ 40―28 BR東京(26日、秩父宮ラグビー場)

 レギュラーシーズン8位のトヨタは、同4位のBR東京に40―28で勝利。勝ち点を33に伸ばし、7位に浮上。

上位6チームによるプレーオフ(PO)進出に望みをつないだ。先発したFB小村真也は「特に大事な試合の一つという話はあったので。そこは意識して挑んだ。勝てたのが一番大きい」とうなずいた。

 前半4分、WTBテレアの快足で先制トライ。その後、連続トライを許して逆転されたが、7―14の同39分、日本代表3キャップの司令塔候補が見せた。敵陣右サイド22メートル内、ボールを受けた小村が軽くステップを踏んで急加速。守備網の間隙をつき、同点につながるトライを挙げた。「直感を信じて、自分のランニングゲームをやって欲しいと言われている。ボールを持って走るのは、元から好きなので」と持ち味を発揮した。 

 チームは昨年12月の第2節から、一時7連敗。「一度最下位を経験して、自分たちの強みは何かに立ち返り、吹っ切れた」とコミュニケーションの量は増え、チーム内の連携が深まったという。

トヨタは今月、主将のFW姫野和樹がアキレス腱負傷で今季の復帰は困難と発表した。大黒柱が不在となったが、4日には昨季2位の東京ベイに24―7で勝つなど奮闘。小村は「年上の選手がリードしてくれている。姫野さんが抜けてリーダーシップがというよりは、皆がどんどんリーダーになろうとステップアップしている」と明かした。

 PO圏内の6位BL東京とは勝ち点差2。トヨタは5位の東京SG、9位三重との対戦を残す。「試合の中で自分たちの強みをどう出すか、チーム全員と頭の中で共有できています」と小村。リーグワン初のPOへ、成長を続ける。

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