バレーボール 大同生命SVリーグ女子 チャンピオンシップ決勝 第2戦 SAGA久光 3(25―20、25―23、25―14)0 大阪M(26日、横浜BUNTAI)

 2戦先勝で争うチャンピオンシップ(CS)決勝が行われ、元日本代表の中田久美監督(60)が率いるレギュラーシーズン(RS)2位のSAGA久光が同4位で前年王者の大阪マーベラスを破り、SVリーグ初優勝を飾った。前身Vリーグ時代を含めれば、2021―22年季以来、4季ぶり9度目のリーグ制覇。

大阪Mに3―0で2連勝して決めた。

 最高殊勲選手(MVP)にはSAGA久光のリベロ西村弥菜美(みなみ、26)が選ばれた。「正直、リベロってMVP取れるんだと思って。イメージないから(受賞の)うれしさより驚きの方が大きかった」と目を丸くしつつも「私が(ボールを)拾えば勝てるっていう自覚と責任をもって挑んだ。タッチボールのところも、走って取りにいけたのは手応えとしてあった」と受賞の喜びを噛みしめた。

 今季最終戦となった大阪M戦では、床とボールの隙間に開いた手を滑り込ませてレシーブする「パンケーキレシーブ」で3666人の大観衆をわかせ、相手の強力な攻撃陣のスパイクを拾いまくった。サーブレシーブも安定し、脅威のレシーブ率85・7パーセントを記録した。中田監督は「一番練習する選手だし、今季リベロ一人制の中、よく役割を果たしてくれた。自信になる経験を得たと思う」とたたえた。

 2021年に一度、現役引退した西村は「実際に離れてみて、まわりの人がどれだけ自分を応援してくれていたかを感じた。結果で恩返ししたいと思った。今回の優勝も含めて、私がバレーをする上で大事な時期だった」と感謝を口にした。

 この日、ホーム「サロンパスアリーナ」にてパブリックビューイングが行われ、地元佐賀県からも多くの人が応援した。「いつも背中を押してもらっている。優勝というかたちで恩返しできてよかった」と計51試合をともに戦ったファンに感謝を表した。

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