第173回天皇賞春・G1は5月3日、京都競馬場の芝3200メートルで行われる。

 前走の大阪杯で復活したクロワデュノール(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)を巡る一戦となりそうだ。

凱旋門賞のあと、ジャパンカップでは急仕上げもあって4着だったが、立て直した大阪杯はしっかりと本来の走りをみせた。距離は延びるが、日本ダービーを早め先頭から押し切ったのだから、スタミナも十分証明されている。2007年のメイショウサムソン以来の、日本ダービー馬による春の盾制覇に期待が高まる。

 アドマイヤテラ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)は前走の阪神大賞典をレコードタイムで快勝した。ここにきて本格化がうかがえる。3歳時も菊花賞で3着だったが、充実した今ならG1でも期待出来る。鞍上の武豊騎手は、当レース9勝目がかかる。

 ヘデントール(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ルーラーシップ)は、昨年の当レースの覇者。のちに凱旋門賞5着のビザンチンドリームを破った。その後は骨折で休養を余儀なくされたが、前走の京都記念を叩き台に調子を上げてきた。連覇なら、1981年以降では6頭目となる。

 スティンガーグラス(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父キズナ)は、前走のダイヤモンドステークスを息の長い末脚で勝利した。

転厩初戦を使ってさらに状態アップが見込める。鞍上のレーン騎手は昨年、ヘデントールの手綱を執っていたが、違う馬での連覇となるか。

 また、アクアヴァーナル(牝5歳、栗東・四位洋文厩舎、父エピファネイア)、ヴェルミセル(牝6歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ゴールドシップ)、ホーエリート(牝5歳、美浦・田島俊明厩舎、父ルーラーシップ)と牝馬が3頭エントリー。牝馬の勝利は1953年のレダまでさかのぼるが、久々の牝馬による勝利が見られるか注目だ。

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