◆第57回読売マイラーズC・G2(4月26日、京都競馬場・芝1600メートル、良)=1着馬に安田記念優先出走権

 京都の開幕週を飾るマイル重賞は18頭で争われ、1番人気のアドマイヤズーム(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父モーリス)が直線抜け出し、24年朝日杯FS以来となる重賞2勝目を飾った。武豊騎手は1994年ノースフライト以来、32年ぶりの当レース3勝目。

青葉賞(ゴーイントゥスカイ)に続く2日連続重賞制覇で、JRA重賞は歴代最多を更新する369勝目となった。勝ちタイムは1分31秒7。

 レジェンドの手綱で復活を遂げた。2歳マイル王に輝き、3歳時もさらなる飛躍が期待されたが、ニュージーランドT2着、NHKマイルC14着、スワンS6着と結果が出なかった。再起をかけた26年は始動戦に朝日杯FS制覇と同じ京都マイル戦を選択。新コンビの武豊騎手に導かれ、ライバルを撃破。優先出走権を得た安田記念を含め、今後の大舞台へ弾みをつける1勝となった。

 9番人気のドラゴンブースト(丹内祐次騎手)が2着、5番人気のベラジオボンド(北村友一騎手)が3着だった。

 武豊騎手(アドマイヤズーム=1着)「(今の気持ちは)まずホッとしています。

 (レースプランは)初めての騎乗だったので、いろんなことを想定しながらだったのですけど、スタートも良くて、先手を取ってもいいかなといいかなぐらいの気持ちだったのですけど、行く馬がいたらという感じで。でも、折り合いもつきましたし、非常に乗りやすかったですね。

 (道中はどんなことを考えていたか)行き過ぎない感じなら、ある程度、行こうかなと思っていました。

すごくこちらの意思を馬の方がうかがっている感じがしたので、これは問題ないと思いました。

 (最後の直線を向いての手応えは)すごくスムーズでしたし、馬場も絶好の状態だったので、なかなか止まらないんじゃないかと思いました。

 (実戦では初コンビ。印象は)もちろん一緒に走っているときから、すごい強い馬だなと思っていましたし、調教に乗ったときも素晴らしい動きをしていたので、いいチャンスをもらったなと思っていたので、結果で答えたい思いは強かったですね。

 (2024年の2歳王者が復活。この先については)もともとがすごい才能を持った馬だと思いますし、きょうの勝利をきっかけに飛躍するんじゃないでしょうか。

 (武豊騎手は20年ぶりの2日続けての重賞勝利)と言われてもという感じですけど。来週も(アドマイヤテラに騎乗の)天皇賞があるから頑張りたいですね」

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