水木しげる生誕100周年記念プロジェクト」の一環として製作される新作アニメ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』より、“鬼太郎の父”と“水木”のが登場する本編映像を収めた特報が解禁された。

【動画】“鬼太郎の父”と“水木”が登場! 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』特報

 本作は、「水木しげる生誕100周年記念プロジェクト」の一環として、2018~20年に放送されたテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期をベースに映画化。

“鬼太郎の誕生”、目玉おやじの秘密について迫るストーリーが描かれる。

 監督は『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』の古賀豪、脚本はテレビアニメ『マクロスF』などで知られる吉野弘幸、キャラクターデザインを『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で副監督を務めた若手注目株の谷田部透湖が担当する。

 キャスト陣は、テレビアニメ版『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)で鬼太郎を演じた沢城みゆき、目玉おやじを演じた野沢雅子。さらに、テレビアニメ版『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)でねずみ男を演じた古川登志夫の出演する。

 特報は、「これは、今まで語られざる、最も忌まわしい物語」というおどろおどろしいナレーションのもと、昭和43年スタートの1期~平成30年スタートの6期までのテレビアニメ映像が映し出されるところから始まる。続く「呪われた村の、恐ろしい秘密」というナレーションと共に本編シーンが始まり、何かに驚く水木のアップ、ゆっくりと目線を向ける鬼太郎の父のアップが。


 おなじみの下駄の音。牢のような場所に座る鬼太郎の父と、彼に背を向けて格子越しに座る水木。薬のアンプルのような小瓶を持ち上げる水木。目を見開く鬼太郎の父。そして、「運命の出会いが、血塗られた扉を開く」という、二人の身に恐ろしい出来事が降りかかることを予感させるコピーが浮かび上がる。

 映像の最後は、「初めて明かされる、かつての目玉おやじ―」という文言で幕を閉じる。
“まだ父となる前”の鬼太郎の父と水木の出会いが、タイトルの「鬼太郎誕生」とどう関係するのか。昭和30年代の呪われた村を舞台に繰り広げられる、知られざる物語に期待が高まる。

 アニメ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、11月17日より劇場公開。