俳優の須賀健太と荒牧慶彦がダブル主演するドラマ『奪われた僕たち』(MBSほか)が、4月11日より放送されることが決定。須賀と荒牧が暗闇に浮かぶポスタービジュアルが解禁された。



【写真】須賀健太の子役時代の姿「懐かしい」「変わらない」

 この度、MBSドラマシャワー枠がドラマフィル枠として生まれ変わり、より一層幅広いドラマ作品を放送していくことに。本作は、その第1弾となるサイコスリラードラマ。

 目覚める男。体が思うように動かないようだ。そこに誰かが近付いてくるのに気付き、何とか逃げようとするが、ゆっくりと追い詰められていく。やがて男の体に、ナイフが振り下ろされ―。


 細かい仕事で何とか食い繋ぐ日々が続く自身の現状に、行き詰まりを感じていたフリーの映像ディレクター・堺洋一。自宅兼事務所のマンションに帰ると、荷物と手紙が届いていた。手紙には「私の活動を記録してくれませんか? 一度ご連絡下さい。きっと、興味を持って頂けると思います」という文が。堺が荷物を開けると、中には人間の指が一本入っていた…。

 言葉を失った堺は警察に電話しようとするが、直前でその手を止め、考え込む。
「これは、人生を変えるきっかけになるのでは」と予感し、書かれていた連絡先にコンタクトを取る事に。そして、指定された郊外に佇む家を訪れると、堺を迎えたのは光見京だった。光見京と出会った事で、殺人の記録を撮り続ける事になった堺を待ち受けるものとは…。

 ダブル主演を務めるのは、須賀健太と荒牧慶彦。子役から活躍し今年で25年のキャリアを誇る須賀が演じるのは、フリーの映像ディレクターで、過去に自身が制作したドキュメンタリー作品で賞を受賞した経歴を持つ堺洋一。

 『テニスの王子様』や『刀剣乱舞』シリーズの舞台で人気を博した荒牧が演じるのは、ピアノ教師だが実は連続殺人犯というサイコパスな男、光見京。
初めてダークな役どころに挑戦し、熱演を披露する。本ドラマは、荒牧が代表を務めるPastureとキングレコードとの共同企画によって制作された。

 本作への出演について、須賀は「ついに、ついに…ヒゲの役が来ました(笑)。今回の作品はそんなビジュアル面も含めて、初めての事が多かった現場でした。フリーの映像ディレクター役という事で、僕が実際に撮影した映像も本編に散りばめられたり…心身共に刺激に溢れた撮影の日々でした」とコメント。

 荒牧は「今作はとても暗い雰囲気の作品となっており、自分的にも初挑戦となる役どころです。
光見がなぜ殺人を続けるのか。殺人を通して何がしたいのか。暗い作品なので怖く感じる方もいらっしゃるかと思いますが、散りばめられた謎も多く話数が進んでいく毎に『こういうことだったのか』となっていくと思います」と語っている。

 ドラマフィル『奪われた僕たち』は、MBSにて4月11日25時29分、テレビ神奈川にて同日25時、テレ玉にて4月15日24時、群馬テレビにて4月16日24時30分、とちテレにて4月17日25時、チバテレにて4月18日23時、より放送開始。

※須賀健太と荒牧慶彦のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■須賀健太(堺洋一役)

堺洋一を演じさせて頂きます須賀健太です。
ついに、ついに…ヒゲの役が来ました(笑)。今回の作品はそんなビジュアル面も含めて、初めての事が多かった現場でした。フリーの映像ディレクター役という事で、僕が実際に撮影した映像も本編に散りばめられたり…心身共に刺激に溢れた撮影の日々でした。

そんなこの作品を、いつか一緒に作品を作ってみたかった荒牧慶彦さんとW主演できた事がとても嬉しいです。ドラマ『奪われた僕たち』ぜひご覧ください。

■荒牧慶彦(光見京役)

光見京役として出演致します、荒牧慶彦です。
今作はとても暗い雰囲気の作品となっており、自分的にも初挑戦となる役どころです。光見がなぜ殺人を続けるのか。殺人を通して何がしたいのか。暗い作品なので怖く感じる方もいらっしゃるかと思いますが、散りばめられた謎も多く話数が進んでいく毎に「こういうことだったのか」となっていくと思います。ぜひ、お楽しみに。