とんねるず石橋貴明が出演する『緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです。』(ABEMA SPECIAL)の#2が4日に放送され、今季からサンディエゴ・パドレスに加入した松井裕樹投手と対談を果たした。



【写真】松井裕樹、妻・石橋杏奈とほほ笑ましい2ショット

 同番組は、石橋貴明がアメリカの地で開幕直前のメジャーリーグベースボール(以下、MLB)のキャンプや練習試合に実際に赴き、現役日本人メジャーリーグ選手や元プロ野球選手などの豪華メンバーに直撃したインタビューの模様をお届けする全5回のバラエティ番組。この日放送の#2では、前回放送に引き続き石橋が米・アリゾナ州にあるサンディエゴ・パドレスのキャンプ地に訪れ、松井裕樹投手と初対面を果たし、特別対談を実現させた。

 今シーズンから海を渡ってパドレスに移籍し、3月29日に開催された本拠地開幕戦では早速MLB初勝利を収めた松井投手に、MLBとプロ野球のキャンプの違いについて質問。その中で、石橋は「MLBのブルペンでは投球数や時間が限られていると聞いた。プロ野球みたいに100球は投げさせてくれないですよね?」と尋ねると、松井投手は「日本の投手が100球以上投げ込むことは“サムライピッチ”と呼ばれていて、僕も『Noサムライピッチ』と言われました(笑)」と告白。さらに、「そもそもブルペンに入れる時間が15分と決められているので、最大で45球ぐらいしか投げられない。
そんな中でも投げたいから『40球投げたい』と言うと、『まぁまぁ…』と渋い顔をされる。そこで『25球か30球』って言うと、『OK』って(笑)。プロ野球だと50球を下回ることがなかったです」と日米の違いを明かした。

 石橋は「ブルペンの球数も含めて、MLBのキャンプは全然違うんですね」と衝撃を受けると、松井投手は「MLBのキャンプは休日がないので、投げない日の間隔が空かない。なので、良い感覚は持ち越しやすいです」とMLB流キャンプのメリットを説明した一方で、「休みが欲しいですけど…」と本音をこぼし、石橋と笑い合った。

 さらに、今季からチームメイトとなったダルビッシュ有投手の話題となると、松井投手は「パドレスへの入団が決まってから、ずっといろんなことを教えてもらっていて、僕の精神安定剤みたいになっています。
事あるごとに話しかけてくれるので相談しやすいです」と感謝の気持ちを語り、石橋は「そばに最高のお手本がいるって大きいですよね」とその関係性を称賛した。そのほかにも、松井投手は今シーズンの目標として「60試合は投げたい」と掲げるとともに、MLBでもクローザーを目指す意気込みを語った。

 『緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです。』#2はABEMA SPECIALに1週間見逃し配信。