2025年1月10日放送スタートのオムニバスドラマ『風のふく島』(テレビ東京/毎週金曜深夜24時42分)に、大友康平、黒木華、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)ら6名の出演が決定した。
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本作は、昨年9月に放送された本郷奏多・大沢一菜がダブル主演を務めた木ドラ24『姪のメイ』と同じく福島12市町村を舞台に描く、実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマ。
監督陣には7名が決定している。『君は放課後インソムニア』『初恋、ざらり』などの話題作を手掛ける池田千尋。お笑いコンビ「ダブルブッキング」のメンバーであり、海外33ヵ国で135の賞を受賞した映画『裏表紙』の脚本・監督を務めた川元文太。『架空OL日記』『殺意の道程』など映画・テレビでの趣向を凝らした演出に定評がある住田崇。国内外の映画祭や賞レースにノミネートされた『市子』を手掛けた戸田彬弘。映画『チワワちゃん』『真夜中乙女戦争』などスタイリッシュな映像に定評がある二宮健。是枝裕和監督、西川美和監督のもとで監督助手を務め、映画『夜明け』でデビューを果たした広瀬奈々子。そして『時効警察』の監督をはじめ、映画『転々』『大怪獣のあとしまつ』などさまざまな作品を世に生み出す三木聡といった個性豊かな顔ぶれが揃う。
そして今回も名ギタリスト・音楽プロデューサーで『池袋ウエストゲートパーク』の劇伴や『サンクチュアリ ‐聖域‐』のメインテーマなどを手がけてきた會田茂一が、木ドラ24『姪のメイ』から引き続き音楽を担当する。
このたび、各話で主演を務める全12名の個性豊かなキャストの中から6名が解禁された。「鬼」と恐れられている、双葉町に移住した元復興副大臣・好川治役に大友康平。
ドラマ25『風のふく島』は、テレビ東京系にて2025年1月10日より毎週金曜24時42分放送。
※大友康平、大友康平、黒木華、佐藤大樹らのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■大友康平/好川治役
大震災からの復興。未曾有の出来事を風化させないこと。この2大テーマに貢献できる内容のドラマに参加させていただき大きなやり甲斐と責任を感じます。東北出身者としてしっかり演じたいと思います。
■黒木華/小賀ひとみ役
現在の福島は、震災前の状態に戻していこうというよりも、もっと先の未来を見据えた復興に取り組む、希望に満ちたパワーを持っていると聞きました。
■佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)/中村優神役
僕の演じる主人公・中村は馬の社会的地位を向上させたい、馬術という競技をメジャーなものにしたいという夢を叶えるために“馬と共に歩むまち”南相馬市に移住し奮闘する真っ直ぐで熱い青年です。彼が南相馬市で出会う人達は、心温かく人間味の溢れる方ばかりです。自分で決めたことや掲げた目標のためなら手段を選ばず、常に全力で困難や壁に挑む中村の成長をぜひ見守っていただきたいです! 福島県は僕の祖父母の家があり、子供の頃から毎年必ず訪れる、大好きな場所です。この作品を通して福島県の魅力が少しでも伝わるように僕も全力で演じます。
■渋川清彦/東道進一郎役
それぞれの形で福島への想いを抱き実際に移住した方をモデルにドラマを描く。そしてその物語を背景に三木聡監督の世界に入れる事になり、奇想天外で濃い日々が待っているだろうと楽しみです。三木監督に自分のもっているモノを委ね、何か面白い作品ができれば幸いです。
■駿河太郎/大迫保役
今回お話をいただいた時は、地上波でサーフィンを題材にしたドラマができるんや! と、驚きと嬉しさが込み上げてきました。僕が上手いかどうかは知らんけど…サーフィンが好きな気持ちはこの業界の誰よりも強いと思います。仕事でサーフィンが出来るなんて最高でしかありません。東日本大震災以降、被災された方々には、僕には理解したくてもできない程のご苦労があったと思います。
■本田響矢/田伏武洋役
田伏武洋役を演じさせていただきます、本田響矢です。僕は福島県の葛尾村が舞台のお話で、この作品に参加させていただきます。演じる田伏という男の子は、県外から移住してきて、今は畜産農家に勤めている実在する方をイメージして作られた役です。どうして葛尾村に移住してきたのか、どうして畜産農家をやろうと思ったのか、そして葛尾村はどんな素敵な所なのか。この村の良さを役、作品を通して観てくださった皆さまに伝えられたらいいなと思います。
■プロデューサー・梅山文郁(テレビ東京)
元復興大臣、キャンドル作家、パティシエ、元馬術競技者の実業家など…「人生でやりたいこと」を叶えながら、それぞれの暮らしをしている移住者。そんな実在の12人の方をモデルに、今回は彼らの生き方を描いたオムニバスドラマを制作しました。あらすじを考えるためのインタビュー取材の際、突撃にも近い私からのいきなりのご連絡にも、移住者の皆様は嫌な顔一つせず、「私ができることであれば」とご協力いただいたことが本当に嬉しく、取材後はなんだか自分も元気をもらいました。そして、2023年放送の『姪のメイ』に引き続き、福島12市町村を舞台にした企画を考えてくれた青野さんとドラマを作ることは、自分も「人生でやりたいこと」が実現できている気がして楽しいです。いま、撮影に向けて準備作業が佳境なのですが、青野さんも「毎日何かしらあって大変ですよね~」と楽しそうにしています。楽しく、前向きに、12話の移住者の方々のお話を大事に作っています。