『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)と『マスク・オブ・ゾロ』(1998)の登場人物が登場するクロスオーバー映画の製作が明らかになった。クエンティン・タランティーノのコミックを原作に、『L.A.コンフィデンシャル』でアカデミー賞を受賞したブライアン・ヘルゲランドが脚本を担当。

ソニー・ピクチャーズで初期の開発段階にあるという。

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 タランティーノが監督した『ジャンゴ 繋がれざる者』は、奴隷の身分から解放されたジャンゴが、生き別れとなった妻を取り戻す物語。一方、『マスク・オブ・ゾロ』は、ジョンストン・マッカリーの大衆小説の主人公ゾロを映像化したアクション映画。2005年には続編『レジェンド・オブ・ゾロ』も公開された。

 Varietyによると、クロスオーバー作品は、タランティーノとマット・ワグナーが共同執筆した2014年のコミックシリーズを基に、新しい物語が描かれるそう。タランティーノは以前からこの企画に取り組んでおり、2019年にも映画化が報じられていた。ストーリーについて詳細は明かされていないものの、映画でジェイミー・フォックスが演じたジャンゴが、『マスク・オブ・ゾロ』でアンソニー・ホプキンス、『レジェンド・オブ・ゾロ』でアントニオ・バンデラスが演じた怪傑ゾロと、異色のタッグを組むものとみられる。

 フォックスとバンデラスの出演は決まっていないものの、バンデラスは2022年のインタビューで、タランティーノから出演を打診されたことを告白。「確か、僕が『ペイン・アンド・グローリー』でノミネートされた年のアカデミー賞授賞式(2020年)の夜だったと思う。パーティ―で彼が話しかけてくれた。『君が手掛けるなら、もちろん出演するよ!』と答えたよ」と明かしていた。

 なお、次回作を最後に監督業からの引退がささやかれているタランティーノだが、本作でメガホンを取る予定はないとみられている。

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