田中美奈子、西村和彦、柳沢慎吾らが出席した新ドラマ「幸せの時間」完成披露試写会の様子
田中にとって同枠出演は「新・風のロンド」以来約6年ぶり、連続ドラマ主演は「ワンハート~この空の下で~」以来約9年ぶりとなる。
同作は人気漫画家・国友やすゆきによるシリーズ累計400万部突破の同名人気コミックを原作に、幸せの絶頂にあった家族が、とある交通事故をきっかけに家族崩壊の坂道を転がり落ちていく様を描く刺激的なホームドラマ。田中演じる42歳の主婦・浅倉智子が、家族思いの夫の浮気、横領、長男の高校中退、同棲、そして溢れるほどの愛情を注いできた愛娘の売春、そして自身の背徳的恋などさまざまな困難を目前にしながらも、幸せを見つけ出そうとする物語が展開する。
ハードな濡れ場や過激シーンが満載なことから、田中は「子供には当分見せられないですね。幼稚園のママたちは内容を知っていると思うので、幼稚園の中では大ごとになっているはず。放送が始まったら、子供たちを迎えに行けるかどうか心配」とドラマスタートに複雑な表情。それでも「自分を壊して立て直しての繰り返しの中で、大きく成長していければ。笑顔で最終回を迎えたい」と覚悟を決める。妻を裏切り続ける夫役の西村も、田中同様2人の子持ち。「幼稚園のママたちは奥ゆかしいので言葉では言わないけれど、視線が怖い。運動会があったけれど、放送前で良かった」と戦々恐々だが「2話3話はゲラゲラ笑えたけれど、4話からは笑えない。
久々の連続ドラマに興奮気味の柳沢は「自分にとっての幸せな時間を考えたことがありますか?」と投げかけながら「私にとってなんだろう?撮影の合間にスタッフ・キャストと喋るのが幸せの時間だと思った」と一人で完結。「このドラマでいい夢を見ようと思います!」と親指を立てていた。会見後に行なわれた写真撮影時もノリノリだったが、あまりのはしゃぎぶりにキャスト陣から強制退場させられていた。
東海テレビ・フジテレビ系昼帯ドラマ「幸せの時間」は11月5日(月)13時30分より放送