子供たちが突然、大人たちを殺し始めたら…、1977年の日本公開から36年…幻のスパニッシュ・ホラーをリメイクした「ザ・チャイルド」が、5月11日に公開されることが決定した。ポスタービジュアルも解禁となった。


トラウマ度MAX「ザ・チャイルド」戦慄の場面写真

 天使のような笑みで刃物を振りかざし、獲物(オトナ)を捕らえて殺していく――そんな衝撃的な題材だけでなく、じわじわと迫る恐怖演出や忘れ難いサウンドトラックによって、ホラー映画ファンから高い評価を得たオリジナル版「ザ・チャイルド」。ブライアン・デ・パルマの「キャリー」がグランプリに輝いた1977年のアボリアッツ・ファンタスティック映画祭では批評家賞を受賞した。公開当時は“オカルト・ホラー”映画ブームの真っただ中で、「エクソシスト」「オーメン」といった傑作が生み出される中、本作はスペイン産のホラー映画という珍しさに加えて、ショッキングな映像・ストーリーが観る者を魅了し、“オカルト・ホラー”の元祖として位置を確立。

 その過激作を36年ぶりにリメイクしたのが本作「ザ・チャイルド」。オリジナルが観客の記憶に刻んだ強烈なインパクトはそのままに、多少の刺激には驚かなくなった我々をもノックアウトする衝撃シーンの数々が用意されている。トロント国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭など、各国映画祭で上映されて話題にもなった。

 主人公は、新婚カップルのフランシスとベス。休暇を利用してスペインの沖にある孤島への旅を計画する。ベスは子供を身ごもっており、子供が生まれる前に2人だけで最後の旅行に出る計画だったのだ。島に到着したフランシスとべスだが、奇妙なことにそこには子供しかおらず、大人の姿が一切見えない。場所をホテルに移動しても誰一人として大人が現れないことに徐々に二人の不安は募る。そして、ようやく一人の老人を目撃するが、その老人は笑いながら駆けて来た少女によって殴り殺されるのだった…。


 キャストは「ヒルズ・ハブ・アイズ」(07)「だれもがクジラを愛してる。」(12)のヴィネッサ・ショウ、エボン・モス=バクラック。監督・脚本はマキノフ。

 暗くて不気味な余韻と、破壊力抜群の後味の悪さを残す絶望のラストに戦慄する、トラウマ度MAXの「ザ・チャイルド」は、5月11日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国順次ロードショー。※R-15指定
編集部おすすめ