【関連】5年半ぶり単独公演を行ったAKB48 ライブの模様
2008年に開催された「第1回リクエストアワー」以来、約5年半ぶりのAKB48単独公演は、AKB48と姉妹グループによるコンサート「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」の3日目の夜公演として行われた。アリーナ部分を360度花道にしたステージに82名のメンバーがところ狭しとパフォーマンスを繰り広げた。
「今のAKBのパワー全てをぶつけます!」と高橋みなみの宣言通り、オープニングからタイトルに“AKB"が入った『AKB参上!』『AKBフェスティバル』『AKB48』の3曲でスタート。その後、篠田チームA、大島チームK、梅田チームB、研究生が、それぞれの公演曲で競演。続けて、ソロや様々なユニット、そしてオールメンバーでのシングル曲が次々とステージを彩った。
MCでは、大島優子が「5年半前というと私は15歳かな」とボケたが、すかさず同い年の小嶋陽菜が「私は19歳だったよ!」と本気で答えて、会場は笑いに包まれた。また、NMB48と兼任する横山由依、小谷里歩とSKE48と兼任する北原里英、石田安奈の兼任組でMCを展開。北原は「SKEと兼任してから交友関係は増えましたね。電話帳が2倍になった」と話したが、「AKBとSKEが同時に出演する際に楽屋が2つに分かれるじゃないですか。その時はお弁当でどっちの楽屋にするか決めます。2つ食べる時もあるんです」と明かした。
アンコールになると、河西のAKB48加入当時から現在まで7年間の記録映像が映し出され、河西がステージに登場。
河西は、「7年間長かったようであっという間だったとも思います。辛いことも悔しいこともありましたが、今思い出すと幸せな時間を過ごさせていただきました。AKBに入る前から夢だったソロ歌手の道に進みます。皆さんを元気に出来る歌手になれるよう、また皆さん会える日を楽しみに頑張ります。本当に皆さん、ありがとうございました」と挨拶し、会場から声援が送られた。『Mine』のカップリング曲として2期メンバーも参加した河西の卒業曲『Enjoy your life!』をステージで初披露。続けて『草原の奇跡』を歌いながら、360度ステージを1周を歩き、メンバーとファンと別れの挨拶をしてステージを降りた。
河西を見送った後、グループ総監督の高橋みなみが「仲間が旅立っていきました。見送るのは寂しいです。でも悲しい別れではありません。AKBは前を向いて進んでいきますので、よろしくお願いします」と語り、「ヘビーローテーション」などを披露、全45曲3時間にわたるステージが終了した。