【関連】『ストレイヤーズ・クロニクル』ネクストブレイク・清水尋也<場面写真>
兄弟・姉妹俳優といえば、高嶋政伸と高嶋政弘、石田ゆり子・石田ひかりらベテランの域に達するスターから、瑛太と永山絢斗、松田龍平と松田翔太、柄本佑・柄本時生、満島ひかり・満島真之助など現在の日本映画界になくてはならない中堅どころ、そして今メディアを席巻する若手の広瀬姉妹まで数多く活躍している。
そんな中、新世代の兄弟俳優として注目されているのが、清水兄弟。1995年生まれの兄・清水尚弥は、『告白』(10)への出演で話題を集めた後、『からっぽ』(12)で主演はその存在感をアピール。最新作『死んだ目をした少年』(15)でも主演としての演技が高評価をえている。
1999年生まれの弟・尋也は。オーディションで少年“ボク”役に抜擢された『渇き。
特殊能力を持つ若者たちが死闘を繰り広げる本作で、尋也は“スーパーコンピューターに匹敵する情報記憶検索能力”を持つ良介役に挑戦。その能力の一方、誰よりも繊細であり、また消せない記憶に悩まされているため引きこもりがちであるという内向的な難役を好演し、「ネクストブレイク必至の兄弟俳優」の名に恥じぬ輝きを放っている。