映画化もされたトム・クランシー原作の小説『レッド・オクトーバーを追え』や『今そこにある危機』などに登場するCIA分析官ジャック・ライアンを主人公にしたドラマ企画が進められているそうだ。

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 Deadlineによると、ヒット海外ドラマ『LOST』の製作総指揮を務めたカールトン・キューズと脚本家グラハム・ローランドが企画を進めているという。
製作は映画『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督の製作会社プラチナム・デューンズとスカイダンス・メディア、パラマウント・テレビジョン。放送局は未定だが、獲得競争がすでに始まっているらしい。

 ジャック・ライアンはこれまで、映画版『レッド・オクトーバーを追え!』(90)ではアレックス・ボールドウィン、『今そこにある危機』(94)、『愛国者のゲーム』の映画版『パトリオット・ゲーム』(92)ではハリソン・フォード、『トータル・フィアーズ』(02)ではベン・アフレックが演じた。

 ドラマ版では先の映画版のようにクランシーの特定の小説ではなく、クリス・パイン演じる若き日のジャック・ライアンを描いたリブート映画版『エージェント:ライアン』(14)のようにキャラクターに基づき、オリジナルストーリーを展開する予定とのこと。しかしドラマ版では駆け出しのライアンではなく、全盛期のライアンの活躍を描くという話らしい。

 様々な経歴を持ち、最終的には大統領にまでなるジャック・ライアン。映画ではこれまで4人の俳優がそれぞれのライアンを演じてきたが、ドラマ版ではどのように描かれるのか、キャスティングを含めた続報を待ちたいところだ。
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