宝塚雪組公演『るろうに剣心』の制作発表会が都内にて行われ、話題を集めるビジュアルが解禁された。雪組トップスターの早霧せいな扮する緋村剣心、トップ娘役の咲妃みゆ扮する神谷薫、望海風斗扮するオリジナルキャラクターである伝説の新選組隊士・加納惣三郎ら、総勢8名がパフォーマンスを披露。
さらにスペシャルゲストとしてアニメ版で剣心の声優を務めた元宝塚トップスター・涼風真世と、原作者の和月伸宏も登壇した。

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 これまでに『逆転裁判』シリーズ、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』などを成功させてきた宝塚歌劇が、小池修一郎脚本・演出により、今度は超人気コミック『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』を初ミュージカル化する。早霧、咲妃は『ルパン三世~王妃の首飾りを狙え!~』で好評を得たコンビだ。

 パフォーマンスで「おろ?」のセリフも披露した早霧は、「人斬りという過去を持ちながらも、より多くの人を笑顔にするという使命を持ちながら剣心は生きている。みなさんを笑顔にしたいという思いは自分と重なります」と挨拶。咲妃は「原作を読んだ時の印象を大切に、天真爛漫な薫を演じたいと思います」と意気込みを語った。

 また涼風からは「興奮しました。まるで宝塚のために『るろうに剣心』があるのではないかと思いました」、和月からも「『るろうに剣心』は本当に恵まれている。バッチリ合っていて感動しました」との言葉が贈られ、オリジナルキャラを出す案は和月から出たことも明かされた。

 ほか鳳翔大(相楽佐之助役)、彩風咲奈(斎藤一役)、彩凪翔(武田観柳役)、大湖せしる(高荷恵役)、月城かなと(四乃森蒼紫役)が登壇した。

 宝塚雪組公演『るろうに剣心』は、宝塚大劇場にて2016年2月5日~3月14日、東京宝塚劇場にて4月1日~5月8日まで上演。
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