ウェブサイト上で発表されて人気に火が付き、「となりのヤングジャンプ」での連載、アニメ版の放送、ゲーム化と快進撃を続ける日本の漫画『ワンパンマン』が、ハリウッドで実写映画化されるようだ。

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 本作は、どんな敵でも一撃で倒せる最強の力を持ったため、戦いに対する緊張感がなく無気力に暮らすという平熱系最強ヒーロー“サイタマ”の物語。
2009年よりONE氏がウェブサイト上で連載を開始し、2012年からは、村田雄介氏が作画を担当し「となりのヤングジャンプ」(集英社)で連載をスタート。2015年にTVアニメ化され、今年2月にはPlayStation4、Xbox Oneでゲーム化するなど、続々拡大を続けている。

 2015年にアメリカで出版された英語版は、New York Timesの漫画ベストラー・リストに取り上げられるなど、日本だけでなく海外でも人気と評価を得ている。

 今回、実写映画化を伝えたVarietyによると、映画『ヴェノム』のスコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナーが脚本を務め、映画『スパイダーマン』シリーズや『ゴースト・イン・ザ・シェル』を手がけたアヴィ・アラッドがプロデュースを担当。『スパイダーマン』や『ヴェノム』のソニー・ピクチャーズが製作する。

 今回の報道に対し、アニメ『ワンパンマン』公式ツイッターでも、Varietyの記事を紹介している。