大相撲の夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の力士会が28日、国技館で行われた。3年ぶりに十両復帰した元幕内・炎鵬(伊勢ケ浜)が参加。

「懐かしいですね。顔ぶれが以前と大きく変わった。若い関取が増えて話もできていない」と言いながらもうれしそう。

 骨髄損傷で7場所連続休場。休場中に当時所属していた宮城野部屋が閉鎖となり、伊勢ケ浜部屋と転籍した。24年名古屋場所で序ノ口から再起をかけた。幕内経験者が序ノ口まで落ちて関取(十両以上)に復帰したのは初。横綱・豊昇龍(立浪)には「あらぁー!」と声をかけられるなど、多くの関取に祝福されたという。

 再十両が決まった春場所後から新調した白まわしを締め、この日は部屋での相撲を取る稽古を行った。「黒まわしは捨てた。もう戻ることはないという気持ち」と不退転の覚悟。夏場所の目標は「まだ15日間取ることが想像できない。

怖さもあるけど一日一日を大事にする。しっかり準備していきたい」という。

 かつての師匠だった白鵬翔さん(元横綱)には関取復帰が決まると電話で当日に連絡したという。締め込みも新調し「場所までに慣らしてダメなら前のやつを使う」と明かした。化粧まわしも最初は行方不明だったが、「何とか見つけた」。土俵での復活へ向け着々と準備は進んでいる。

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