女優の上白石萌音が、来年1月期のTBS火曜10時枠ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』で主演を務めることがわかった。同枠で1月期に放送された『恋はつづくよどこまでも』のスタッフが再集結し、同作でゴールデン・プライム帯初主演を果たした上白石が、再び主演で帰ってくる。



【写真】火10枠で再び主演を務める上白石萌音

 本作は、田辺茂範によるオリジナル脚本で贈る、ファッション誌編集部を舞台にしたお仕事&ラブコメディー。キャストは、主演の上白石のほか、菜々緒、Kis‐My‐Ft2玉森裕太間宮祥太朗らが出演する。

 上白石が演じる主人公・鈴木奈未は「仕事も恋愛もほどほどに。人並みで普通の幸せを手にしたい」という安定志向の持ち主。地方の田舎町で生まれ育ち、夢もやりたいことも特にない平凡女子だ。

 そんな奈未は、東京で暮らす幼なじみで片思い中の健也を追いかけるため、東京の大手出版社の備品管理部の求人募集を見つけ、採用されたはいいが、備品管理部ではなくファッション誌編集部に配属されてしまう。
そこで出会ったのは、最年少編集長である宝来麗子。彼女はまさに「バリキャリ」であり、「超敏腕」「毒舌・冷徹」な鬼上司で、生半可な気持ちで働く奈未に冷たく当たる。それでも麗子の仕事に対する姿勢を間近で見ているうちに、奈未の「仕事をすること」への意識が変わっていく。

 奈未を振り回す超ドS鬼上司・麗子役には菜々緒、子犬系イケメン御曹司でカメラマンの潤之介役にはの玉森、そして、奈未が勤める出版社の先輩編集者・中沢涼太を間宮が演じる。中沢は若手のエースと称されているが、その性格はクールでドライ。雑用係で仕事のやる気がない奈未のことを最初は完全にバカにしていたが、次第に奈未のまっすぐな心に引かれ始める。


 物語の舞台はファッション誌編集部。出版業界冬の時代において、出版部数を伸ばし、売り上げを上げること、さらに紙媒体だけではなくデジタル化への展開が至上命題。本作では、華やかに見えるファッション雑誌編集部の華やかなだけではないリアルな裏側も見どころのひとつだ。

 主演の上白石は「未熟者を根気強く支え導いてくださった、恩師のようなスタッフの方々に再びお声がけいただきました。こんなに早くまたご一緒できるとは! うれしさと妙な緊張が交錯しています。そして『才色兼備』という言葉がぴったりのキャストの皆様。
先日ポスター撮影でお会いした時、そのあまりの眩しさに『とんでもないところに来てしまった』と静かに震えました。役柄同様、私自身も目一杯吸収します」と意気込んでいる。

 火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』は、TBS系にて2021年1月より毎週火曜22時放送。@@separator<出演者コメント全文>
■上白石萌音(鈴木奈未役)
未熟者を根気強く支え導いてくださった、恩師のようなスタッフの方々に再びお声がけいただきました。こんなに早くまたご一緒できるとは! うれしさと妙な緊張が交錯しています。
そして「才色兼備」という言葉がぴったりのキャストの皆様。
先日ポスター撮影でお会いした時、そのあまりの眩しさに「とんでもないところに来てしまった」と静かに震えました。役柄同様、私自身も目一杯吸収します。
加えて今回はオリジナル脚本です。煌びやかなファッション誌の編集部で、平々凡々な新入社員がどう変化していくのか、まだ見ぬ結末にわくわくします。楽しんでいただけますようがんばります。どうぞよろしくお願いします!

■菜々緒(宝来麗子役)
ドラマタイトルにもある「ボス」の大役をいただき、とても光栄に思ってます。
華やかなファッション雑誌編集部の凄腕な冷徹ドS編集長ということで、今までの強いキャラクター要素を存分に注ぎ込んで臨みたいと思います。麗子が着る素敵なファッションにも注目してみてもらいたいです。
働き方改革とは逆行するように、完璧主義で常に仕事モードの彼女が何故そうなったのか、そして彼女の弱点を聞いた時に、ちょっと意外な、実は人間味あふれる人です。
それぞれの登場人物が悩みやトラウマを抱えながらも切磋琢磨しながら、お仕事、恋愛、夢に向かって懸命に頑張っている姿を見て元気や勇気をもらえる作品にしたいと思っています。

■玉森裕太(潤之介役)
このドラマに参加出来ること、とても楽しみにしてます。
今回、御曹司で子犬系男子という役どころですが、子犬系男子という役をどのように演じるか、色々な作品を観て研究しています。

このドラマで皆様にキュンキュンしてもらえるように、精一杯やらせていただきます。上白石萌音さん、菜々緒さん、間宮さん、共演者の皆様や、このドラマに携わる全ての人とこの作品を盛り上げていけるように頑張ります。

■間宮祥太朗(中沢涼太役)
火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』で、中沢涼太役を演じさせていただくことになりました、間宮祥太朗です。恐ろしいほどに世の人々をキュンキュンさせるこの枠。まさかそこに自分が存在し得る世界線があるとは思いもよらなかったです。はい。完全に油断していました。そして、もしかしたら僕自身、キュンとは無縁だと諦め、いや逃げていたのかもしれません。出来るだけ格好つけないぞ、という格好をつけていたのかもしれません。しかしこの枠、このドラマに参加させていただく以上、キュンと向き合わなければならないだろうという予感がしています。
プロデューサーの方に言われました。「かっこいい間宮さんが見たいです」
僕は答えました。「あ、えっと、はは、はい(汗)」
このドラマの撮影を通して「わかりました(余裕)」と言えるように頑張ります。『オー!マイ・ボス!』、そして中沢涼太を楽しみにしていてください。