『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)で10月29日から2週連続で放送されるアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズより、歌手の鈴木愛理が作品と主人公の魅力を熱弁した。

【動画】3分でわかる『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈の小説を原作に、京都アニメーションが制作したアニメシリーズ。

現在は最新作『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が公開中。

 幼い頃に軍人として大戦に参加したヴァイオレットは、人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを表現することを知らなかった。戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」の職に就いた彼女は、さまざまな依頼を受けながら、戦場で上官ギルベルト少佐に告げられた言葉「愛してる」の意味を探し続ける。

 10月29日に放送されるのは、2018年に放送されたテレビシリーズ第7話、第9話、第10話を中心に、全13話を石立太一監督監修で新たに再構成した特別編集版。翌週の11月5日には、2019年に劇場公開されたアナザーストーリー『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐』が本編ノーカットで地上波初放送される。

 ラジオのディレクターや友人の勧めで見たという鈴木は、作品の魅力について「まずは、“愛してる”という言葉がこんなにも大切な言葉であること、そしてそれを伝えられるってすごく幸せなんだということ…。
それを心の一番温かいところで感じることのできるというのがひとつ。そしてもうひとつは、京アニさんの作り上げる美しい作画と音楽が大好きです。特に環境音が距離感から何まで繊細に聴こえたときには鳥肌が立つほどでした」と語る。

 好きなセリフは「とってもベタですが、、、“『愛してる』を、知りたいのです”ですね。これはいつ思い出してもとても深いなと思いつつ、このアニメの1番の核になるところであるというか。。
。私は果たして本当の愛してるを知っているのか。そんなことまで考えさせられるセリフでした」と明かした。

 このセリフの主である主人公ヴァイオレットについても、「真っ直ぐで純粋で、とにかく前に前に勇敢に立ち向かっていくところ」に魅力を感じるという。「ヴァイオレットちゃんのような女性は私の周りにいないので、少し非現実的な感覚になってもおかしくないのに、どこか放っておけない魅力もあって。ヴァイオレットちゃんの心の変化にいつも心揺さぶられながら観ていました。
あとは単純に、、、かわいい!!!!!」とコメントしている。

 アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』は10月29日、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐』は11月5日、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)にて放送。