思えば、あの“不倫会見”から早2年が経とうとしている。今年4月にスタートするドラマ『くノ一忍法帖 蛍火』(BSジャパン/火曜20時~)に、ベッキーが主演することがわかった。



 このドラマの原作は、作家・山田風太郎の小説『忍法双頭の鷲』(角川文庫)。徳川家五代目将軍・綱吉の時代を舞台に、幕府を脅かす悪人に対して3人のくノ一が立ち上がるといったストーリーだ。ベッキーは、キリシタンの母を持ち、生真面目で正義感が強い忍者・お螢を演じる。不倫騒動以来初の主演ドラマということで、ベッキーも「最高の作品が撮れるよう、がんばります!」と意気込みを寄せていた。しかし、このドラマ主演には、「ベッキーがヤケクソになっている!」などと、ネット上がざわついている。

 というもの、同ドラマの原作シリーズは時代劇小説で何度も映像化されているのだが、1964年に公開された映画版や90年代に発売されたVシネマ版には、“お色気要素”が強く取り入れられており、“エロ忍法”が炸裂するのだ。
そのため、今回のドラマ化でも「お色気要素があるのでは!?」と勘繰られているのだ。

「毎回“型破りの特殊忍法”を見せるというのが同作の売りですからね。『ベッキーが、どんな特殊忍法を繰り出すのだろうか?』と、みんな期待しているみたいですよ。ただ、BS放送とはいえど、露骨なエロネタは放送できないので、ベッキーが必ず脱ぐというわけではないでしょうが……」(芸能ライター)

 不倫騒動での謝罪会見後、LINEでの「ありがとう! センテンススプリング!」と開き直ったやり取りがバレて、世間を敵に回してしまったベッキー。そんな彼女が主演ということで、どんな“開き直った演技”をみせてくれるのか楽しみである。また、彼女が同ドラマ主演を受けたのには、どうやらある心境の変化があったようだ。


「ベッキーは謹慎が明けて以来、インタビュー取材などで自分から不倫騒動に触れては、ブラックジョークにしています。彼女自身、サバサバした性格なため、“ぶっちゃけキャラ”で再起をかけていったほうがいいと感じているのでしょう。事務所側も、マスコミが取材であの騒動について触れても、何も言ってこないですから。それに、今回のドラマは主演ということもあって、“捨て身の覚悟”で体当たり演技を見せてくれるかもしれませんね」(同)

 BS放送ということで視聴率は期待できないかもしれないが、ベッキーがサービスショットを振りまくようなら、大きな話題になることは必至。まだ、地上波に完全復帰できていないベッキー。今回の決断は、吉と出るか凶と出るか……?