日曜よる9時からのTBSドラマ『ノーサイド・ゲーム』で「あの俳優は誰?」と話題になっている人物がいる。大泉洋さん演じる主人公の君嶋隼人がGM(ゼネラルマネージャー)を務める社会人ラグビーチーム、アストロズでスタンドオフ、背番号10番の浜畑譲を演じる廣瀬俊朗さんだ。
池井戸潤さんの同名書き下ろし小説も25万部を超えるベストセラーとなっており、今後の展開がますます気になる『ノーサイド・ゲーム』でドラマ初出演ながら物語のキーとなる重要な役柄を演じている。強いまなざしが印象的な廣瀬さん、じつは元日本代表の経歴を持つ本物のトップラグビー選手。そんな廣瀬さんにドラマにかける思いを語ってもらった。
――元ラグビー日本代表の廣瀬さんにとって『ノーサイド・ゲーム』は初のドラマ出演です。
慣れない現場だし、毎回緊張感があります。でも、スタッフも役者さんもみんなで盛り上げようとしてくれるので、楽しくやらせてもらっています。
――出演が決まったのはいつですか?
今年の3月にオーディションがあり、4月の終わりくらいにメンバーが決まりました。その後、アストロズのみんなで集まり、グランドで簡単なゲーム形式の練習をしたりして、チームができあがっていきました。いきなり現場に入って、知らない人同士でやるよりもいい形で撮影にのぞめたと思います。
――廣瀬さん演じる浜畑は、日本代表の司令塔でアストロズの「顔」。複雑な感情を抱えて君嶋隼人(大泉洋さん)と向かい合う重要な役です。
福澤(克雄)監督が「お前はそのままでいいよ」と言ってくれて。
――初のドラマ出演ですね。演じることは難しいですか?
浜畑は、最初は君嶋を信じきれなくて、反発するキャラなんです。君嶋が話をしている時に途中退出したり。それは今までの僕にはなかった部分なので、新しい挑戦だと思っています。
――演技の練習はしましたか?
家でしています(笑)。これまでも実際にラグビーのキャプテンとして演じてきた部分もゼロではないかもしれません。キャプテンとして光り輝いていた時もあれば、裏方で試合に出られない時もあった。光と暗闇を両方味わった。それは演技する上でも大きいかもしれない。
――福澤監督からアドバイスはありますか?
「あまりセリフに持っていかれるな。気持ちを一番大事にしろ」と言われます。「悔しいと思ったことをそのまま出せ」と。自分は素人なので、変に格好つけることはやめています。監督が認めてくれたのだから、僕は僕らしく、ある意味で開き直っています。
あとはこの場を楽しもうという気持ちで挑んでいます。「嫌だな、不安だな」と思ってしまうといい演技はできない。「こんな場所にいられてうれしい、大泉さんやみなさんと何かを作り上げることができるなんて楽しい」と思ってやっています。
――福澤組の雰囲気はどうですか?
みなさん、プライドをもってやっている感じがある。プロフェッショナルです。大変ですが、素晴らしいチームだと思います。アストロズのみんなも、その思いに対して貢献しようという気持ちでやっています。
――「アストロズの一員」という思いなんですね。
ドラマは初めてで不安もあるけど、互いに助け合っています。「大丈夫、みんなでやっていこうや」って。みんなでチームを作り上げていくのもラグビーらしい。
――主演の大泉洋さんはどんな方ですか?
すごい方です。めちゃくちゃたくさんセリフがある時、どうやって、いつ覚えてはるんやろうって驚きます。僕なんか撮影が終わったら、どっと疲れる。でも大泉さんは毎日すごい熱量の演技を続けて、その間に番宣もしている。ものすごく大変なことだと思います。
――撮影秘話を教えてください。
ラグビーシーンはかなり真剣、ガチです。タックルのシーンもカメラの位置を変えて、何度も撮影する。
――現場はどんな雰囲気ですか?
例えばジャンボ(元日本代表の北川勇次さん)は話すのが得意じゃない。でも君嶋を睨む時は迫力がある。そういう一人ひとりのキャラクターを見極めるために、監督は5月にたくさん稽古をしてくれたんだと思います。それぞれに役割、居場所を作ってくれた。
その中で僕についてはある程度勝負をかけて、浜畑という重要な役をくれたんだと思います。監督は僕を信じてくれた。だから、頑張りたい。そこはキャプテンと監督の関係と似ているかもしれないですね。
――『ノーサイド・ゲーム』は、ラグビーの素人がチームや組織を変えていく物語です。
情熱と目的、あとは信じること、この3つです。大泉さんにも君嶋にも、情熱があります。アストロズを好きになって、いいチームにしたいという気持ちがある。僕たちのことも信頼しようとしてくれる。それに君嶋はアストロズで地域密着やボランティア活動の推進を提唱するのですが、そこは目的、大義につながる部分だと思います。
――どんなふうにドラマを見てほしいですか?
仕事も人生もそんなに楽ではありません。でも、その壁に立ち向かって、乗り越えられた時に喜びがある。そういうことを伝えられたらうれしいです。見どころの一つとして、ラグビー選手が演技をしているところは面白いと思います。福澤監督も、そこは新しいチャレンジだと言っていました。普通なら考えられないと。そのチャレンジが成功だった、と評価してもらえるように頑張りたいです。
そして同い年で同じ大阪出身で学生の頃にラグビーの試合をしていたミツ(高橋光臣さん)とまさかここで一緒に仕事できるとは思わなかった。ラグビーでは僕が少し上かもしれないけど、演技の世界ではミツにかなわない。こうやって、違う世界が広がっていくことが面白い。最高の経験をさせてもらっています。
――37歳で新しい世界への挑戦です。
ありがたいです。でもね、(前日本代表の監督だった)エディー・ジョーンズさんよりも怖い人はいないと思います。あの2015年の練習よりきついものはない。それが自分の中で支えになっています。あのどん底を味わっていれば、大概のことはできます(笑)。
※本連載は雑誌『TV station』との連動企画です。
写真提供:TBS

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