新型肺炎の影響で会社説明会の中止が相次いで、企業のことをなかなか知ることができず、不安に思っている学生は少なくないことでしょう。そんななかでも、企業のリアルな実態を知ることができるのが「社員クチコミ」です。

 就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社は、すでに10万人以上の登録がある2021年卒の学生ユーザーがOpenWorkでどんな企業に注目し、企業研究を行っているのかを調査。これまでも発表されてきた人気企業ランキングではわからない、学生が社員クチコミを「実際に調べている」企業を明らかにしました。

 今回はその中から、21年卒の文系学生が注目している企業をランキング形式で紹介します。

※OpenWorkを利用する2021年卒の学生ユーザー10万7237人(2020年2月6日時点)に限定し、検索された数の多い企業を集計。今回はその中から、文系学生6万3197人に検索された数の多い企業をランキングにしている。

1位アクセンチュア、2位三菱商事
文系学生が選ぶ就職注目企業ランキング

「文系学生が選ぶ、就職注目企業ランキング」1位に選ばれたのは、アクセンチュアです。アクセンチュアは、「男子学生が選ぶ、就職注目企業ランキング」でも1位になっています。

 2位は三菱商事、3位には楽天がランクインしました。2位の三菱商事は、「早慶生が選ぶ、就職注目企業ランキング」でも2位に選ばれました。

文系学生が選ぶ注目企業
4位ニトリの社員クチコミとは?

 今回のランキングで注目は、4位のニトリです。トップ20のうち、唯一の小売り企業としてランクインしています。「男子学生が選ぶ、就職注目企業ランキング」では20位までに入っていませんでしたが、「女子学生が選ぶ、就職注目企業ランキング」では5位に入っていることから、文系女子学生の人気が高いことがうかがえます。

 では実際に、文系学生に注目されている企業にはどういった働きがいや成長環境があるのか、新卒入社した社員のクチコミから見ていきましょう。

1位 アクセンチュアの社員クチコミ

「常に新しい分野に挑戦でき、優秀な人材に囲まれて切磋琢磨できる。退職した後、どこの会社でもやっていけるだけの実力をつけることができる。ただし、私が在籍していた頃は残業時間が半端なかったため、それなりの犠牲をする覚悟は必要であったかと思う。

 プロジェクトをベースに色々な分野に挑戦できるため、また個人のパフォーマンスに対する要求度は非常に高いため、一般企業に就職するよりも早い速度での成長が可能だと思う。キャリア開発はアサインされたプロジェクトの中で行われる。希望するプロジェクトにアサインしてもらえるようにコネを作ることやパフォーマンスを上げることが非常に大切」(コンサルタント、女性)

4位 ニトリの社員クチコミ

「私は商品改良の声をあげるとすぐに改良されることが楽しかった。企業風土でもあるが現状否定が染み付いており、商品だけではなく、システムや店舗のレイアウト、全てに声を上げることができる。顧客起点で物事を考えて、より良いものを作り上げること、これが働きがいであった。

配転教育を謳っており、基本的に2年で店舗や部署が変わる。様々な経験は他の会社よりもしやすいことは間違いない。しかし評価が悪いと配転が少なくなることや、人気のないエリアだと異動が減るため他の人より不利なところがある」(店舗運営部、女性)

5位 三井不動産の社員クチコミ

「定期的に上司との面談があり、その際に過去の実績に対しての上司からの評価を聞くことができる。

ざっくばらんに意見交換ができるため、その後の業務に大変役立つ。普段から上司や人事とは職務に関して意見を交換できる状態で、自分の希望等を伝えることができる。

 大きなプロジェクトの契約やフォローアップすることができるので、仕事に対してやりがいを感じることできる。失敗することもあるが、上司や同僚がフォローしてくれることも多く、失敗を恐れずにチャレンジすることができる環境で仕事ができ、過去を振り返ると自分が成長していることを感じることができる」(法人営業、男性)

 今回は文系学生に注目されている3社の社員クチコミを紹介しました。コンサルティングファーム、商社、不動産業界、保険業界など、多様な企業がランクインしているのが特徴といえますが、社員クチコミから若手社員でも自分の意見を言える環境が魅力的に映っているようです。

(本記事はOpenWork[オープンワーク]からの提供データを基に制作しています)

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