「このアイドルの娘、字が汚いからだらしないんだろな~」
「この芸人、バカなことばっか言ってるけど、字がきれいだから意外としっかりしてるのかも」
芸能人に限らず、字のきれい・汚いで人の印象は変わる。字がきれいな人はなんだか信用できそうな気がするし、逆に汚い人は信用度がいくらか落ちる。だから誰だって、汚い字は書きたくない。
でもよく考えてみると、何をもって「汚い字」なのかって言われると困る。とっても曖昧だし、感覚的なもんだから説明が難しい。
「汚い字」に、定義ってあるんだろうか? 日本唯一の書写検定試験・硬筆書写検定を実施している、日本書写技能検定協会に伺った。
「まず基本的にきれいな字というのが、形が整って、中心の線に沿って、バランス良く書けている字のことなんですね。そうでない字が、汚い字ということになります。具体的には、文字の形として、左右対称がずれている、偏とつくりの関係がかたよっている、偏とつくりが空きすぎている、などです」
当たり前っていえば当たり前か。意外な定義を期待してた方、すみません。
じゃ、きれいな字を書くコツってあるの?
「基本ですが、大事なのは書き順を守ることですね。書き順に基づいて漢字は成り立っていますから、書き順がデタラメですと、形まで崩れてきます。また本や新聞の活字など、きれいな字をまねて書くことも、ひとつの方法です」