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子供はなぜ「とうもころし」と言ってしまうのか

「日本赤ちゃん学会」のホームページにおいて、静岡県立大学の寺尾氏が子供の音位転換について紹介をしている。これによると、「とうもろこし→とうもころし」は「おかたづけ→おたかづけ」に並ぶ定番の音位転換であるらしい。これ以外の例としては、「つまさき→つかまし」「どうぶつえん→どうつぶえん」などがある。全体的に、言葉の真ん中あたりの発音が入れ替わるケースが多いようである。

これらの「いい間違い発音」を眺めていると、正しい発音よりも言いやすそうな印象があり、ある意味で言葉が進化を遂げたと考えられなくもない。「ブロッコリー」が「ブッコロリー」となる例もあるようだが、「ブッコロリー」などはとても言いやすく、いっそのことブロッコリーをやめてブッコロリーにした方がいいんじゃないかと思えるくらいの進化っぷりではないか。

実際に、「いい間違い」が普通の発音に定着したケースも多く、例えば「秋葉原」はもともと「あきばはら」だったらしいし、「新しい」はもともと「あらたしい」であったそうだ。

「雰囲気」という言葉は、正しくは「ふんいき」と読むが、若い世代を中心に「ふいんき」という発音が定着しつつあり、今後「ふんいき」を押しのけて市民権を獲得する可能性もある。筆者としては「ふんいき」推進の立場を取っているが、今後の情勢により予断が許せないところである。

ちなみに、「となりのトトロ」の英語字幕版においては、「とうもころし」の訳は「corn(コーン)」と正しい発音になっているらしい。ただ、その代わりとして、「おたまじゃくし(polliwog)」が「wollipog」となっている字幕もあるそうな。いい間違いは、世界共通なのであった。
(エクソシスト太郎)
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