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異例の大ヒット! ドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』監督に話を聞いてみた (前編)

       


それでも客観的に自分の姿を見せることによって、アンワルが彼の心の苦痛の本当の意味に気づくことに賭けたのだ。

映像を確認するアンワルの顔に居心地の悪さが滲むと緊張感がぐっと高まる。彼からどんな言葉が発せられるか固唾を飲んで見守っていると出てきたのは意外な言葉だった。

「オレ、ピクニックに行くような(場違いな)服装しているな」

長年に渡り虐殺が正当化されてきたため、非道いことをしているという感覚が麻痺してしまっていたのだ。

「しかし彼が感じた居心地の悪さには、罪悪感も潜んでいたと思います」

そう感じたオッペンハイマー監督は、以後撮影してはフィルムを見せるという作業を細かく繰り返していく。

「アンワルにとっては自画像を描いては一歩引いて全体像を見直し、そしてまた描き進めるというような作業だったと思います」

そのような作業を5年間かけて丁寧に繰り返すことによって彼に変化が訪れてくる。そして他に類を見ないこの映画は、監督の意図をも超えたパワフルな結末に向かって展開していくのだ。
(後編につづく)
(鶴賀太郎)

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2014年5月29日のコネタ記事

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